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現在の円安進行は本物か?

2013-01-08 16:48:46 | 毎日の出来事

 このところの 円安相場は、あまり深追いしないほうがよいかもしれない。

 過去3カ月、円安ドル高に振れた要因は3つある。しかし、これらは今後の円相場を占う上で、どれも当てにならない。 

まず、最初の要因とは、日本の新政権がより大胆な金融緩和政策を進めるとの予想から円の妙味が薄れたことだ

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Reuters

 また第2の要因は、米国経済が回復を続け、米連邦準備制度理事会(FRB)が当初考えられていたほど量的緩和の継続に積極的でなくなるとの期待感がドル買いに向かわせたことだ。

  第3の要因は、世界的なリスクセンチメントが以前ほど問題ではなくなり、日米間の金利格差によってドルを買う動きが復活したこと

  しかし、日本が大胆な金融緩和政策を実施する保証はない。

  また、米議会で可決された「財政の崖」回避法案の影響で米国の景気が鈍化する可能性があり、そうなればFRBが再びハト派的施策を強めるかもしれない。 さらに、リスクセンチメントは薄らいでも、その後ふたたび急激に強まることもよくある。 もちろん、この3カ月半に円に対してドルが14.4%上昇し、過去29カ月の最高値となったことは注目すべきことだ。

 野党自民党の総裁となった安倍晋三総裁が金融緩和に慎重な姿勢を見せる日銀に反発する形で、慢性的なデフレの解消に取り組むことを明言したこと受けて、相場は円安に向かい始めた。 円はそれ以来、下落を続け、昨年12月の総選挙における自民党の地滑り的大勝利で安倍氏が首相の座についた頃には、円売りが継続した期間としては20年ぶりの長さとなった。 安倍首相は日銀に対し、インフレ目標の引き上げや追加的な金融緩和の検討など、デフレ対策に取り組むよう引き続き求めている。 ただ、日銀の金融政策決定会合の開催は今月下旬であり、また白川方明総裁の任期は4月まで残っている。そのため、金融市場に織り込まれていると思われる金融緩和がすぐに実施されることは確実とは言い難い

 一方、現在のドル高は、米国景気が回復し、FRBは当初の予想より早く金融引き締め政策に向かい始めるとの楽観的な見方に促進されてきた。 ただ、先日議会で合意された「財政の崖」回避法案は、経済の見通しに不透明感を及ぼすと見られる。さらに、景気回復の妨げにさえなる可能性もあり、FRBがふたたびハト派的政策を追求することも考えらえる。 BNPパリバのエコノミストらは第1四半期の成長率予想について、回避策に盛り込まれた給与税増加を織り込み、従来の2%から1%に引き下げている。

 最近の対円ドル高は、ドルと円の金利差の拡大に促された面もあるが、円を資金の安全な逃避先にしていた世界的な緊迫感が改善したことも寄与している。 ユーロ圏の債務危機が再燃することは現時点ではないとする楽観的な見方や世界経済が回復に向かっているという期待感だけでなく、中東の武力衝突が下火になっている状況さえも円安トレンドに貢献している。

 しかし、2012年より2013年のほうがリスクの低い年になるかは極めて疑わしい。

 ユーロ圏の政治家らは依然として、危機に対する持続可能な解決策の策定に苦しんでいる。世界的な景気回復もまだ確実とは言い切れない。そして、中東情勢はいつ緊迫化しても不思議ではない。 これらを総合的に考慮した場合、最近見られる対円ドル高は少々時期尚早と思われ、急激な円安が今後も続く可能性は高くないだろう。

これは、日本の金融緩和政策が失敗に終わるとアメリカ・マスコミが考えている証かもしれない。


大阪市のいじめ、暴力事件の背景に

2013-01-08 13:43:18 | 毎日の出来事

顧問教諭の体罰翌日…高2男子キャプテンが自殺(読売新聞) - goo ニュース

 大阪市では、学校における問題が発生が見られるが、人権教育に対する取り組みが甘いように思える。これは、市長の教育に対する考え方や横暴な発言が引き起こしている可能性もある。二股をかけずに市長なら市長に専念すべきである。国政は他の人に任せばよいと思います。足下をしっかりしてからしまければ、みんな離れていってしまう。それでも良いのなら、今のスタンスですればよいと思う。今回の事件が自らの責任と感じないなら、市民に謝罪しなければならない。

 


2020年のオリンピックの東京開催は難し。

2013-01-08 13:17:36 | 毎日の出来事

 オリンピックは、東京で1964年に開かれていて、60代以上の人は1回経験しているので、再びを望むひとは少ないのでは。また、施設の老朽化でいくら費用を少なくしようとも無理である。国内でする絶対的支持がまだ得られない。予想される首都直下型地震の懸念。対外的にエネルギー問題。周辺国との領土問題などを抱えているなどマイナス要因である。世界の視野からみれば、ユーラシア大陸で、経済的に大変だが、EUが後押ししてスペインのマドリードが順調にいけばあたりではないかと思う。中東地域があり、次の2028年には開催が可能な状況になると考えられる。