与那覇湾や来間島の浅瀬でモズク養殖をしている。
12月頃、モズク網に種付けをする。
養殖する場所によって時期が前後するが、2月には種付けした
モズク網を養殖場所に張る。
長方形にまとまるように網の四隅に鉄筋を打ち付けて網を縛る。
これが一番の重労働。最初は網を三枚重ねにして、モズクが
伸びてくれば、一枚一枚に分けて張りめぐらす。
モズク網にはモズク以外の海藻やゴミも付着するので、
網の様子を確認しながら収穫の時期を待つ。
種付けをした網を育て始めてから約3ヶ月ほどで収穫する。
時期は3月〜5月終わりくらいまで。
同じ網から順調にいけば2〜3回収穫出来る。
沖縄でのモズク養殖は1977年から始まり、日本で消費されるほとんどが
沖縄産のモズクである。
2020年の沖縄のモズクの生産量は約2万2千トン。
このうちの2万1千トンが太モズクで、残り1千トンが糸モズクである。
本土の料理屋で出てくるモズクは糸モズクは多い。
糸モズクの方が高級品で値段も倍以上高い。
沖縄では太モズクが好まれる。
採れたて太モズクは歯応えもいいし、味わいがある。
ソーメンと一緒にモズクソーメン、そのままいただくモズク酢、
宮古では天ぷらにもする。今、大切に育てられているモズクは
4月頃からお昼のランチで出ることになる。
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