うんたま森のキジムナー

セイロンベンケイ

平良下里の道路沿いに、真っ赤なセイロンベンケイが
道行く人の目をひいている。と新聞に写真つきで
載っていた。

ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属の植物で、
別名は花の形からトウロウソウ(灯篭草)とも呼ばれる。
呼び名はこれだけではない。

オバァは「ほうずき」と呼んでいた。
「ほうずき」と言えば、お盆や夏の風物詩。
有名なのが浅草の「ほうずき市」
観音様の縁日の一つで「功徳日」というのがあり
それが7月10日で、この日にほうずき市が開かれることで
知られている。

子供頃、祖母が、ほうずきを口に含み風船のようにして
「ブゥ~ブゥ~」と音を鳴らしていた。いくら練習しても、
うまくできなかったことを覚えている。

本土のほうずきとは似ても似つかないセイロンベンケイも
ほうずきの仲間だそうだ。
セイロンベンケイ・トウロウソウ・ホウズキ、繁殖力が強く、
葉っぱから芽を出す珍しい植物で、もう一つの名を
「ハカラメ」(葉から芽)と言う。
外来種で除草しても除草しても生えてくるやっかいな雑草
としてギンネムとともに嫌われる植物でもある。
固有種を守る小笠原ではこのセイロンベンケイが問題視されて
いるそうだ。

最近では観葉植物としての人気も高く、栽培しやすく
鉢植えでも売られている。
そろそろ我が家の空き地にも赤い花が出てくるだろう。


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