うんたま森のキジムナー

ムーチー

昔々
兄は人を食う鬼となり、妹がそれを退治するために
石を入れた餅と普通の餅を作って持っていく。
石を入れた餅を食べた鬼は、こんな堅いものでも
妹は食うのかと驚く。また妹が足を開いて座って
いると鬼は「その下の口何か」と尋ねる。
妹が「上の口は餅食う口、下の口は鬼食う口」を
答えたので鬼は恐れて逃げ、崖から落ちて死ぬ。

沖縄に伝わるムーチー(鬼餅)伝説。

旧暦12月8日 今年の新暦では1月20日は、
ムーチ(鬼餅)の日

家庭で作ったり、スーパーでも鬼餅が売られている。
出来立てを神仏に供えて家族の健康を祈願する。
ムーチ(餅)はサンニン(月桃)の葉やクバの葉に
包んで蒸して作るが、
蒸した後の湯を裏戸や門にまいて厄を祓う。

本土の節分のように、湯が冷めない内に
「鬼はいないねぇ~?いたら熱い湯を
ぶっかけるよぉ~」と言いながら昔の人は
湯を撒いたそうだ。

季節もちょうどこのころ寒さが
一番厳しい時期を迎える。
この寒さのことを沖縄では
「ムーチービーサー」という。
風邪をひきやすい時期でもあるので厄を祓い、
ムーチー(餅)を食べて
病に負けない体力のつける意味があったと
いわれている。

チマキのような餅なのだが、甘さ控えめで、
初めてオバァからもらって食べたとき
美味しくなかった。


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コメント一覧

きじむなー
新規感染者が34人になりました。
病院では医療崩壊が起きています。
感染率は東京の1.9倍で全国1位です。
ダイバー
いやぁ、怖い話ですね😅 コロナに加えて、こちらでは鳥インフルまで出始めています😭 数十万羽の鶏やアヒルが毎日のように処分されています😢 いっそのこと、世の中に蔓延するウイルスだけをその口でまとめて食べ尽くしてくれると有りがたいですね☺
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