晴れの日が続くと家の軒下や庭の木に大きな蜘蛛の巣が張る。
生き物の中で一番嫌いなのが「蜘蛛」
玄関を出て蜘蛛の巣に気づかずに顔から突っ込めば、
おそらく気絶するだろう。ホント大嫌い!
沖縄には日本最大と言われる蜘蛛が3種類いる。
一つ目、「アシダカグモ」我が家の家の中にも
しばしば現れる。
なんとコイツは日本最大と言われる沖縄のゴキブリをも
抱きかかえてしまう。
もともとは外来種で資材にまぎれて19世紀に日本に
入り込んだそうだ。
二つ目、「オオハシリグモ」
屋外の樹木や沢沿いの岩の上などにいて、
普段はあまり見ることはない。
水陸両用で水の中にも潜ってカエルやオタマジャクシ
魚類までも捕食する。
そしてこれらを押し退けてダントツに大きいのが
「オオジョロウグモ」
強力な網で鳥をも捕まえると言われている。
アシダカグモとオオハシリグモは巣を張らない。
「徘徊性」の蜘蛛であるから目を逸らせば、
どこかに行ってしまう。
それに比べオオジョロウグモは、自己主張するように
大きな網を張ってその真ん中で身体を
大きく広げて獲物を待つ。
あの大きなクマゼミや日本一大きな蝶であるオオゴマダラも
力尽きて張り付いている。
雌の方が雄よりはるかに大きく、交尾に現れた雄も用が
すめば問答無用で捕食する。
雨風が強く吹くたびに巣は消えるが晴れ間が
やってくるといつのまにか大きな巣が張られている。
どうしても蜘蛛だけは苦手だ。