うんたま森のキジムナー

サダミ

船で待っているあいだ、暇つぶしにグルクンを
釣った。グルクンはどこへ持っていっても喜ばれる
が、外道で「サダミ(キツネウオ)」が釣れる。
グルクンは沖縄の県魚に指定されるほどのグルクン様で
あるけれど、サダミはあまり人気がない。
居酒屋で「グルクンのから揚げと言って出せば
いいのに」と言うと、最近問題になっている偽装表示に
なりかねないと嫌がる。グルクンに勝るとも劣らない
美味しい魚なのに残念だ。

一口にグルクン(タカサゴ)と言うが沖縄では、
ウメイロ、ウメイロモドキ、クマササハナムロ、
ササムロ、イッセンタカサゴ・・・etc
これ、すべてグルクンの総称で呼ばれる。
この中にサダミを混ぜても区別は付かないだろう。
サダミ君、君がかわいそうだ。突いて捕るなら選んで
捕ることも出来るが、釣りは選んで釣ることが
出来ない。サダミだけ持ち帰って食べても良いけれど、
仕掛けには針が6本もついていて一度に6匹も釣れる
ことがある。家でそんなにも食べきれない。

近所へおすそわけするにもウロコを取ったり、内臓を
だしたりと大変な手間がかかる。これがグルクンなら、
そのまま喜んでもらってくれるのに、この違いが
いったい何なのかわからない。刺身も良し、煮つけも
良し、揚げて食べてもさらに良し。
サダミ君、君はどうして人気がないのかねぇ~

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