宮古島の島内にあった電話ボックスは数年前に撤去された。
公衆電話は空港や病院、その他施設などに30設置
されているそうだ。
詳しい場所はネットで検索できるようになっている。
昔はあれほどお世話になった公衆電話も
今ではかけ方すら忘れてしまった。
携帯電話が普及して誰もが携帯電話を持っている時代。
公衆電話に触れたことのない人の方が多くなってしまったかもしれない。
今では気軽に本土や海外にまで電話することができるが、一昔前は
遠距離電話は簡単ではなかった。
本土から電話での問い合わせ、予約もできる限り
短く正確に心がけていた。
話しが長くなるようであれば折り返すこともよくあった。
テレフォンカードなどない時代に公衆電話で本土に
電話するときは、10円玉を電話の上に山積みして
かけたものだ。
多分、若い人には理解出来ないだろう。
いつだったか、スタッフの携帯に着信音が鳴っていた。
着信音に気づいているはずなのに出ようとしない。
「とらないの?」と聞けば、
「非通知なんです気持ち悪い。」と言う。
「昔の電話は全部非通知だったよ。」と言うと
「ホントですかぁ、マジ信じられない。」
その信じられない時代を生きてきたわけだ。
新幹線にも電話があった。
2021年の6月で廃止されたそうだ。
30数年前、飛行機の中にも公衆電話があった。
信じてもらえるかな…