剪定のやり方に住民から不満の声という記事が載っていた。
県の土木事務所では、道路の安全管理のため、
道路パトロールや通行者の意見を踏まえて
通行の妨げになっている街路樹の枝を剪定している。
市内西里のアツママ御嶽近くの交差点にある鳳凰木の枝が
すべて剪定され丸裸の状態になっているそうだ。
ついこの間、通りかかったとき満開の花が咲いていた。
業者さんがすべて切り落としてしまったらしい。
他にも市内にある鳳凰木3本も同じように切り落とされてあると
新聞にのっている。
近くに住む人たちに心地よい木陰をあたえてくれていたので
クレームが殺到しているそうだ。
ホウオウボクはマダガスカル原産のマメ科の木。
沖縄県では街路樹として導入されている。
漢字では鳳凰木と書き中国神話の伝説の鳥「鳳凰」から
由来が来ている。
花びらをよく見ると伝説の鳥鳳凰に見える。
開花時期が6月〜10月であるが、今年は今が満開を迎えている。
花が咲き終わった後に大きなサヤエンドウのような実をつける。
それも見どころであるが、枝を全部切ってしまったので
それさえみることも出来ない。
ホウオウボクは世界三大花木の一つに数えられている。
ホウオウボク、カエンボク、ジャカランダ。
それくらい美しいということ。
満開に咲くプルメリアの花をすべて切り落としたスタッフもいたが、
あれだけ見事に咲いているホウオウボクを切り落とせるなんて、
チョット信じがたい。