「暖春の候」とか「候の言葉」この場合は
ソウロウではなくコウと読むと思う。
宮古島の古い手紙や本を見ても「候」という字は
ほとんど見当たらない。ウチの祖母から何回か手紙が
送られてきたことがあるが、「候文」だった。
読めないし・・・・・でも意味が伝わるから不思議なもんだ。
候の言葉、「春眠暁を覚えず」
夜は早く寝るのに起きられない。
楽しくて騒ぎすぎかも。
朝が過ごしやすい気候で、ついつい寝坊してしまう。
「春眠暁を覚えず」とのたまわっていたが、どうやら
意味をはき違えていたようだ。
昔の中国の詩人か書いた詩の一節で、
「夜明けが早くなり、いつのまにか朝が訪れる
なんて、つくづく春だなぁ」というのが本来の意味だそうだ。
朝、窓から入ってくる緩やかな柔らかいチョット冷っとする
草の香りもついでに運んでくる風!
どう表現すればいいだろう?
とにかく気持ちがいい朝を迎える。
今がもしかしたら、一番、朝が気持ちのいい時期かも。
春眠暁を覚えず・・・・・
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