見出し。一般廃棄物最終処分場の残余容量が
残りわずかとなってきている。
観光地の離島がかかえる大きな問題が、ゴミなのだ。
もともと建設時には、島民約5万人の生活ゴミを対象に
建設されたものが、昨年度、観光入域客数98万8千人
となった。持ち込まれるゴミだけでなく、観光客に対して
売られるものなどはゴミがつきもの。
焼却できるものばかりではない。リサイクル品であっても
すべてリサイクル処理できないのが離島。
結局最終的には埋めることになる。
過去に瀬戸内海でゴミの島として有名になったところ
もあるが、島の地下はゴミになる日がやってくる。
わずか40年前まで、家庭の生ごみは、家の庭に埋めて
その後に肥料として使っていたそうだ。買い物に行っても
ビニール袋や梱包材はほとんどなかった。
今ではコンビニに入るとゴミと一緒に出てくる。
一人当たりのゴミ排出量は1日当たり975gとなっている。
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