つくしんぼが土からでてました。
植物名は「スギナ」
スギナの地下茎からでてくる胞子茎のことをつくし、つくしんぼと呼んでいます。
漢字で「土筆」は筆を逆さにしたような形状からついたといわれています。
スギナの胞子を飛ばすのが役目のつくしんぼは、
春に伸びてきて胞子を飛ばし終わったら
枯れてしまいます。
つくしんぼの茎の途中の節のようなものは
ハカマと呼ばれています。
つくしんぼは、アクをぬいて食べることもできます。
(食べ過ぎにご注意くださいね)
俳句では春の季語。
正岡子規
「つくしほどく食うてうまきはなく、つくしとりほどしておもしろきはなし。」
と言っています。
つくしさがしをたのしむ春かな。