ウルトラマンデッカー
第13話「ジャンブル・ロック」は、戦闘シーンこそありませんでしたが、カナタたちの絆がグッと強まるストーリー展開になっていたので、心が温まりました。
カナタたちが、いつも通り、ワチャワチャ楽しそうにしていたタイミングで、いきなり、ナースデッセイ号に機械トラブルが。まぁ、こんだけ凄いメカでも、機械って事には変わりないから、システムの把握を怠り、無茶な使い方をしていれば、トラブルの一つや二つは起きるわな。
そのトラブルを解決すべく動き出したカナタたちが遭遇(笑)したのが、まさかのマルゥル。ここで、再登場を果たすとは、嬉しい想定外。先輩の登場に緊張してしまうカナタたちだが、割と可愛らしい容姿のマルゥルから飛び出した、キツめの自分達に対するダメ出しに面食らう羽目に。ただ、大きく間違った評価じゃないのも事実ってのがなぁ。
カナタはマルゥルと組んで、システム復旧に当たっていたのだが、マルゥルに自分がウルトラマンデッカーである事を見抜かれ、激しく狼狽してしまう。マルゥルは、ケンゴと一緒に戦っていたから、そりゃ、ケンゴとカナタに共通点があれば、ウルトラマンって事にすぐ気付くよな。カナタの事情を察し、黙っている事は快諾してくれたマルゥル、良い奴だ。
そんなマルゥルと会話しながら、改めて、カナタは、どうして、自分がウルトラマンになったのか、選ばれたのか、そこが判らない、と打ち明ける。未だに、自分に、戦う理由がない事を悩んでるんだな、カナタは。こうやって、自分の悩みと真っすぐ向き合えるのが、彼の強みだと思いますね、私は。
そんな折、カナタとマルゥルに命に関わる大ピンチが。イチカ、ソウマは慌てふためきながらも、仲間たちを救うべく、全力を尽くす。そんな二人から飛ばされた檄で、一時は意識が混濁してしまったカナタがド根性で復活したのは激熱でしたね。
自分達の出来る事を全力でやって、最良の結果を出すカナタたちのチームワークを見て、マルゥルは彼らへの認識と評価を革める。地球の平和を託せる後輩が出来て良かったな、マルゥル。
オチもこれまた笑えたが、一つ気がかりっつーか、気になるのが、前回、カナタがデッカーである事を知ったアサカゲ博士の動き。何せ、どっか、うさん臭さが滲み出ているキャラだからなぁ、ハネジローのようなサポートをしてくれるのか、不安がある。あるのか、実は敵でしたってパターン? 人によっちゃ、それは安易だし、無いだろって思うだろうけど、私はそういう展開が、むしろ好きなんだよなぁ・・・
11・6の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』、『仮面ライダーギーツ』はお休みでした。
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