comicアンスリウム(2025/2)一言感想・その②
番犬いちこのワンダフルデイ いずミケ
守り、守られ、この二人の関係性、愛おしいな。
鳩羽さんと猿山くん2 GURIDA
これくらいの独占欲を剥き出しにしてくれる男の方が、可愛いもんだ。
弱体魔法(デバフ)には勝てなかったよ ゆっ栗栖
エロシーンも良かったが、個人的には男の逆転の発想に感心した。
平気なコト 山家大右衛門
この眼鏡っ娘、知(痴)性的だな。
南の島のXXXな風習♥ 旅口工路
郷に入っては郷に従えって大事だよな。
淫蔽ビッチのイキヌキ術 5回 あちゅむち
人間、ゴチャゴチャ考えず、バカになった方が良いとは言うけど、これは・・・
とあは真面目な淫乱メイド♡ 朔羽さいが
とあちゃんに相応しい「ご主人様」になれるよう、彼氏は今後、もっと気張らなきゃな。
ぱらのあいけ~じ その134 クール教信者
人好き好きだろうけど、私は差分があると、めっちゃテンションがバクアゲするタイプ。
ガールズドーン!(80) 山本AHIRU
邪気を纏っている、とかじゃなく、邪気そのものか、瞳。
今週の食事
2月3日(月)
朝食
バケット(イチゴジャム)、黒烏龍茶
昼食
おにぎり(若菜昆布御飯×2)、黒烏龍茶
間食
干し芋、黒烏龍茶
夕食
ごはん、モツ大根、ソーセージ(ケチャップ)、蒟蒻の甘辛煮、白菜の浅漬け、味噌汁(豆腐、若布、葱・赤味噌)、黒烏龍茶
2月4日(火)
朝食
バケット(リンゴジャム)、黒烏龍茶
間食
干し芋、黒烏龍茶
昼食
おにぎり(若菜昆布御飯×2)、黒烏龍茶
夕食
ごはん、モツ大根、ツナサラダ(ポン酢)、蒟蒻の甘辛煮、白菜の浅漬け、味噌汁(法蓮草)、黒烏龍茶
2月5日(水)
朝食
バケット(リンゴジャム)、黒烏龍茶
間食
干し芋、黒烏龍茶
昼食
おにぎり(若菜昆布御飯×2)、黒烏龍茶
間食
芋けんぴ、黒烏龍茶
夕食
焼肉丼(豚バラ・焼肉のたれ)、ブロッコリーとマッシュルームのサラダ、白菜の浅漬け、蒟蒻の甘辛煮、味噌汁(若布、油揚げ)、黒烏龍茶
2月6日(木)
朝食
バケット(リンゴジャム)、黒烏龍茶
間食
芋けんぴ、黒烏龍茶
昼食
おにぎり(鮭若布御飯×2)、黒烏龍茶
夕食
ごはん、モツ大根、鶏の竜田揚げ(大根おろし)、サラダ(和風ドレッシング)、白菜の浅漬け、しらすおろし、味噌汁(若布、大根、大葉)、黒烏龍茶
2月7日(金)
朝食
バケット(リンゴジャム)、黒烏龍茶
昼食
おにぎり(鮭若布御飯×2)、黒烏龍茶
間食
芋けんぴ、黒烏龍茶
夕食
ハヤシライス(トンカツ)、午房と蒟蒻の煮しめ、白菜の浅漬け、コンソメスープ(じゃが芋)、黒烏龍茶
2月8日(土)
朝食
バケット(リンゴジャム)、黒烏龍茶
間食
芋けんぴ、黒烏龍茶
昼食
カップ焼きそば、叉焼の切り落とし、里芋の煮っころがし、黒烏龍茶
夕食
麻婆豆腐丼、筑前煮、白菜の浅漬け、フカヒレスープ、黒烏龍茶
2月9日(日)
朝食
バケット(リンゴジャム)、黒烏龍茶
昼食
焼きそば(ソース、餡掛け)、黒烏龍茶
間食
ポテトチップス(うすしお)、黒烏龍茶
夕食
焼肉丼(豚ばら、サラダ・焼肉のたれ)、切り干し大根、フカヒレスープ、黒烏龍茶
今日、読んだ本
一風変わったグルメ漫画の代表格として、そのタイトルが挙がるであろう、『最後のレストラン』
この『最後のレストラン』は(23)で、「そう来たか」とファンを唸らせ、ぐぅの音も出ないハッピーエンド―少なくとも、私はそう感じているし、他のファンがこれは違うと感じている可能性もある―で完結を迎えた。
しかし、人は食べなければ生きていけないからこそ、レストランには新たな客は訪れ続けるものだ。
この『最後のレストラン【ダンテ】』は、『最後のレストラン』の良さを継承しつつ、先シリーズとは違った小粋なブラックさも醸しており、今後も買い続けよう、と強く思わせてくれる内容になっていた。
まぁ、そうでなければ、感想を書いて、ファンを増やそうとは、私も画策はしない。風変りって意味合いでは負けちゃいない『フェルマーの料理番』もアニメ化が決定したので、その勢いに乗っかって、『最後のレストラン』のドラマがリメイク、もしくは、こちらもアニメ化してくれないかな、と期待をしている。
前シリーズの『最後のレストラン』は、クセは強い、まぁ、ハッキリ言ってしまうと、クズ寄りではあるにしろ、人もとい料理人として強い芯を持っている園場凌が、人生の最期を迎えようとしている偉人や英傑を、確かな実力と枠に嵌らない機転で作り出した料理で救い、自分の人生に於ける答えを出す手助けをしていた。
対するコチラの主人公と言うか、イタリア料理店「ダンテ」の料理人・飯屋明日太郎は見た目こそ、園場にどことなく似ているが、本性は人間ではない。恐らく、大悪魔の一角である「アスタロト」だろう。まぁ、何かの因果で園場の外見に寄せたのかは分からんが、それが原因で物の考え方が、悪魔のそれをベースとしつつ、捻くれてはいるが性根は腐っていない人間っぽくなっている。
そんな明日太郎が作る料理を食すのが、歴史上の人物ではあるが、知名度が微妙、けど、この人たちがいなかったら、英傑の存在感が霞む、と言える役割を担っているってのがミソ。
そんな彼らが料理を食べて救われたのか、これもまた、微妙ってのも、この作品を面白い、と感じるポイント。「ダンテ」を訪れるまでの人生が幸せだったのかとなると悩ましいが、明日太郎の料理を食べた事で、自分で気付かない内に大切なモノを食事代として払い、あんな最期を迎える事になってしまった・・・でも、明日太郎は、契約を重んじる悪魔らしく、客に対して、ちゃんと、対価について告げており、その客は自分で決断している。であれば、ある意味、自業自得で片づけてしまえる流れだ。
悪魔だけど(悪魔だからこそ?)、憎めないキャラである明日太郎と、店長である金星流枝葉(きっと、彼女はアスタロトよりも強大にして高名なルシファーだろう)が営む「ダンテ」で、アルバイトとして働く事になった人間・ねがいが、店を訪れる、英傑の影に潜む、もしくは、土台になった者らと関わる事で、何を得て、何を学び、何を変えていくのか、楽しみでしかない。ヒロインを、顔や体に酷い火傷があり、そこにコンプレックスを抱えている(抱えていた)女子高校生にするってのが、これまた、作品に良い味を出していて、藤栄先生らしさも感じたのは私だけじゃあるまい。
この台詞を引用に選んだのは、毒塗れではあるにしろ、あながち、的外れじゃないどころか、的のど真ん中を綺麗にブチ貫いているな、と頷いてしまったものなので。
人間には「変わる」部分と「変わらない」部分がある。
変化と不変、どっちが良い、悪いって話じゃなく、変わるも人間、変わらないも人間。
変える、変わるべきなのに、変えない、変えられない、これもまた、人間の業だ。
生贄の首を刎ね、新たな生贄を用意して、問題を解決する、もしくは、先延ばしにする、これもまた、人間が歴史の中で繰り返してきたやり口なんだろう。
昔も今も、スケールの大小はあれ、そのやり方を続けている人間は、悪魔からしたら滑稽を通り越して、意味の分からない、何か怖い存在かもな。
だからこそ、明日太郎は、客に「変われる」料理を作り、対価として「人生」を払わせているんだろうけど。
「ねがいさんは王の役割ってなんだと思いマスか?」
「え?う~ん・・・」
「人類学から見マスとね、生贄デスよ」
「生贄?」
「はい、国の健全性に責任を持つ者とシテ、危機や災厄が訪れた時に生贄に捧げたのデス。ですカラ、その時までは、うんと贅沢をさせる。そして、殺すことで、神をなだめ、調和を取り戻せると信じたのデス」
「怖いですね。でも、今は生贄なんて無いから良かった」
「ン~フフフ、そうでショウか?」
「?」
「本当にそうでスかねえ?問題が起こった時、トップさえ代えれば解決すると考える人は本当にいませンカねぇ?」
「・・・・・・あ・・・」(by飯屋明日太郎、小井ねがい)
これもまた、確かに、と頷いてしまう、良い台詞。
悪魔視点だからこその、地にしっかりと足が付いているアドバイスだ。
知識はそれなりにあれど、実地経験がまるで足りておらず、何よりも、プロに必要なモノを持っていない少年に対し、こうやって、忠告をしてやるあたり、悪い奴じゃないのかな、悪魔のわりに。
実際、人間は臆病さを失っちまうと、ロクな事をしない。
かの有名なスナイパーも言っているもんな、大事なのは兎のような臆病さだって。
「岡くん、これをお渡ししマス。小生の名刺デス。エクソシストは危険な仕事デス。目指すのはいいデスが、実際の悪魔祓いは、ちゃんと勉強をしてからにすべきデス。もし、万が一、危ないことがあったら、その名刺を見せなサイ。怖い、と思うことは大切なことなのデス。人間が、ここまで繫栄したのは、臆病だからなのデスから」(by飯屋明日太郎)
もう一つ、この『最後のレストラン【ダンテ】』で、特に印象的な台詞を紹介。
これまでの悪魔生の中で、多くの人間と関わって来て、様々な面を見てきた明日太郎だからこそ、愛に対する考え方も、どこか、人間臭くもあるんでしょう。まぁ、アスタロトは、えげつない悪臭を放っているそうですが。
まぁ、そこはさておき、愛ってものは、人間だろうが、悪魔だろうが、天使であっても、その本質の全容は理解できないモノなんだろうけど、この考え方自体は「確かに」と納得できるもの。
「あなたが『愛』というものを、まるで理解していないためデス」
「はあ!?」
「愛には上澄みと沈殿物がありマス。豪華な料理に仕立て上げられる豚肉、その陰で捨てられる臓物。あなたは、その『豪華な部分』しか理解できないのデス」(by飯屋明日太郎、ジュリー・ドービニー)
「美しいものを愛することは誰にでもできるでショウ。しかし、人間に限らず、物事万事、美しい面だけではありまセン。あなたは、愛の表層しか見ていまセン。肉だけ食べて豚料理を語るのと同じ」(by飯屋明日太郎)
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