うすくれないの花 2020年10月16日 | 月刊ブログ 10月になり、朝夕涼しくなりました。 「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」 古今和歌集の藤原敏行の有名な歌です。 四季の移り変わりにとても敏感な日本人は、万葉の時代から、四季の中でもひときわ秋の季節に趣を感じていたのではないでしょうか。そしてその太古の感性を受け継いで、今も、ほんのかすかな風の変化で秋の訪れを感じています。 . . . 本文を読む