SIDEWALK TALK

ナポレオンフィッシュと泳ぐ日-Limited Edition-

Napoleon_fish

約20年の時を経て、『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』が再リリースされる。

このアルバムは、日本ロック史における事件的アルバムだ。
佐野ROCKの到達点、
それはとりもなおさず「日本語によるロック」への「答え」でもあった。


多くのJ-POPの先人たちが、「日本語ロック」というジャンルの答えをさがして、
試行錯誤を繰りかえしてきた。
しかし及第点はとれても、明確な解答を導きだしたアーティストはいなかった。


1980年、佐野元春というひとりの若者が現れて、
デビュー曲「アンジェリーナ」によって、日本語ロックにある一定の道筋を示した。
以来、時には研究医のように、また時には町医者のように、実験と臨床を繰り返し、
ついに『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』によって完全なる解答を叩きだした。


『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』という、この奇妙なタイトルの由縁は、
J・D・サリンジャーの短編小説「バナナフィッシュに最適な日」からのインスパイアなのか?
ナポレオンフィッシュに遭遇したダイバーは幸福になれるというジンクスに起因してるのか?
そんな瑣末な詮索は、この際どうでもいい。


このアルバムは、すべてのロックファンのマストアイテムだ!
かつてKidsだった僕ら世代は、
この歴史的なアルバムをもう1度体感できるチャンスを逃す手はない。
そして、未だこのアルバムを体感していない現代のKidsにとっては、
日本ロック史の一新紀元-Epoch-を確認できる貴重な機会となるにちがいない。 

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コメント一覧

mf >> daisymoon さん
表記変更はおいといて…
http://kiribako.blogzine.jp/
表記変更はおいといて…
  
あるミュージシャンが
「日本語ロック」における一人称は非常に重要だ
と、いっていました。
  
英語ではすべて「 I 」で表せるものが、
「ぼく」 「ボク」 「僕」
「おれ」 「オレ」 「俺」
「わたし」 「わたくし」 「私」
「おいら」 「オイラ」 「俺ら」
など多岐にわたり、どれを使用するかによってまったくちがった曲になります。
  
めったに使いませんが、
「わし」 「拙者」 「わが輩」 「朕」
などもありますよね。
daisymoon
こんにちは。
こんにちは。
表記がかわる件についてですが、私がちょっと気にしすぎなのかな?

「おれは最低」は、私は「おれ」の方がいいかな。元春が「俺」というのはちょっと衝撃的です(笑)。
mf >> Beat goes on...さん
Beat goes on...さん、コメント(「スナイパー」の...
http://kiribako.blogzine.jp/
Beat goes on...さん、コメント(「スナイパー」の方にも)ありがとうございました。
  
僕は、「ヘッセからの手紙-混沌を生き抜くために」は読んでません。
オモシロかったら、感想教えてください。
  
ヘッセの代表作は、「車輪の下」とされています。
まぁ、暗いストーリーだからオススメはしませんけど。
  
この「車輪の下」は、浜田省吾にも影響を与えているようです。
浜省の「土曜日の夜と日曜日の朝」という楽曲に、
「レールの上 車輪の下 仕掛けられた罠の中」
という、リリックがあります。
「土曜日の夜と日曜日の朝」は、同名の映画があります。
僕は読んでないですが、原作はイギリスの現代作家アラン・シリトーの同名小説じゃないかと思います。
  
旅に出られるとのこと。
楽しんでくださいね。
そして、道中お気をつけて!
Beat goes on...
mfさん、こんばんは。
http://beatgoeson.main.jp/
mfさん、こんばんは。
「荒野のおおかみ」昨日、読み終えました。間違いなく佐野さんのアルバム「Coyote」に影響を与えていると思いました。いろいろな意味で感謝します。ありがとうございました。
そして、本日の朝にAmazonで、紹介していただいたサリンジャーの文庫本「ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)」と気になっていた単行本「ヘッセからの手紙-混沌を生き抜くために」を注文しました。来週末から2泊3日の旅にでるので、道中を共にして読んでみます。
mf >> daisymoon さん
「若い女の子に気に入られる」
http://kiribako.blogzine.jp/
「若い女の子に気に入られる」
男として、こんなウレシイことはありません。
happy ちゃんに、よろしくお伝えください。
  
  
さて、表記が変わる件。
これは、
アーティストが意図的に変更しているのか?
制作側の迂闊さやミスタイプなのか?
のどちらかでしょうけど。
  
有名作家の全集が出版されるときなどは、洋の東西を問わず、必ずといっていいほど、加筆修正や表記変更が作者本人の手によっておこなわれます。
執筆時点のベストと現在の感性ではズレがでてくるんでしょう。
  
今回の件については、佐野さんは関わってるんでしょうか?
「愛することってむずかしい」→「愛することはむずかしい」も変更されてますから、うっかりミスじゃないように思えますけど…。
  
僕的には、
「おれ(俺)は最低」は、「俺」の方が曲に合ってる
と、思いますけど、どうでしょうか。
daisymoon
おはようございます。
おはようございます。
そしてありがとうございます。happyに伝えておきます。きっと喜びます。
mfさんが大好きなようなので(私の予想)。

「 横浜スタジアム'89・夏 」の映像は何曲収録になるんですかね。私も「おれは最低」のあの地団駄(?)はホールの方が好きです。

これとは関係ありませんが、前から気になること・・・レコードやCD発売での曲タイトルと、その後(DVDやベストなど)発売になる時にタイトルがひらがなから漢字に変わっていたり、英語がカタカナになっていたりしますよね。mfさんは、気になりませんか?私はいつも気になってります。今回も「おれは最低」→「俺は最低」私だけかな?
mf >> Beat goes on...さん
Beat goes on...さん、コメントありがとうございま...
http://kiribako.blogzine.jp/
Beat goes on...さん、コメントありがとうございました。
  
「 バナナフィッシュに最適な日 」(原題は「 A Perfect Day for Bananafish 」で、訳によっては、「うってつけの日」 or 「最良の日」、とも)は、
  
短編集 『 九つの物語-Nine Stories- 』
  
に収められています。
「バナナフィッシュ…」のみならず、他作品も佳作揃いですよ。
mf >> daisymoon さん
happy ちゃん、ハッピーバースデイ!
http://kiribako.blogzine.jp/
happy ちゃん、ハッピーバースデイ!
  
>> いつもお母さんはあなたの見方だよ!
I wanna be with you tonight, Baby!
ですね。
  
ところで、『 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 』。
高いかなとも思いましたが、DVD の「 横浜スタジアム'89・夏 」の映像がフルタイムならリーズナブルといえますね。
ぜいたくを言わしてもらえれば、スタジアムよりもホール・コンサートの映像の方が、僕的にはベターでした。
「 俺は最低 」の地団駄(?)は、ホールの方が臨場感ありますから。
Beat goes on...
mfさん、こんばんは。
http://beatgoeson.main.jp/
mfさん、こんばんは。
このアルバムはCoyoteに次いで大好きなアルバムです。タイトルの由来ですが、J・D・サリンジャーの短編小説 「バナナフィッシュに最適な日」というのがあるのですね。機会があったら読んでみたいです。
daisymoon
こんばんは。
こんばんは。
『 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 』は
大好きなアルバムです。
限定編集版を新たな気持ちで聴きたいと思います。
ナポレオンフィシュを葛西臨海公園に
見に行ったあの日が懐かしいです。
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