世界一周の記録

2006年8月から2008年9月まで2年1ヶ月の世界一周放浪の旅をしていました。その旅の記録です。

チベット旅行から帰国して早くも2ヶ月経ちました。

2011年04月18日 23時24分02秒 | 帰国後

ご無沙汰しております。
チベット旅行から帰ってきて、ブログに何も書かないまま2ヶ月が経ってしまいました。帰国した翌日から、想像以上に仕事が忙しくなってしまい、さらに震災があって、僕自身に被害は無かったとはいえ、ブログを書くような精神的余裕が無くなってしまったからです。

今はまだ仕事は忙しいので、旅行の話を書く余裕はまだ無いです。とはいえあまりにブログを放置しすぎるのもどうかと思うので、無事に旅行から帰ってきているという報告も含めて、今回は写真だけをアップしようと思います。

詳しい旅の話はいつか必ず書きたいと思うので、気長に待ってください。


チベットといえば、まずはこのポタラ宮



無数にある聖湖の中でも最上級のマナサロワール湖



エベレスト(チベット語でチョモランマ)



動画:ラサ市内の雰囲気



それでは、みなさん、ごきげんよう。


アルケミスト

2010年11月27日 01時03分08秒 | 帰国後



世界一周旅行に出発する時、日本から7~8冊くらいの本を持って行きました。
その多くが英語の勉強のために日本の本屋で買った英語の本でした。
しかし旅の最初の町アムステルダムの宿に、その本たちを、いきなり置き忘れてしまいました。
彼らは、ほとんど全く読まれることなく、どこかに去って行ってしまいました。
2番目の町デンハーグで宿にチェックインして、荷物を開けて、この事実に気付いた時は本当にびっくりしました。旅のスタートで露見した余りの自分の情けなさに恐れおののき震えあがりました。(結果的には、荷物が1.5kgくらい軽くなったので、その後の旅は楽になったのですが。)

この時、1冊だけ紛失せずに残ったのがパウロ・コエーリョのアルケミストという小説でした。
パウロ・コエーリョというのは、旅人の間では聖人のように扱われている作家で、アルケミストは、彼の代表作であり、(特に旅人の間で)かなり有名な小説です。
しかし、旅行前の僕は、その存在を全く知りませんでした。
出発前に本屋にて、英語の勉強のための英語で書かれた小説を探している時に、たまたま手にして買った本でした。
あらすじも内容も全く知らず、”本屋のおすすめ!”みたいなコーナーに置いてあったので特に深く考えずに買いました。

ところが、この本の内容はびっくりするくらい海外長期一人旅に適した本でした。
英語の小説なので読むのに凄く時間がかかりましたが、1ページ読み進めるたびに、何かを深く考えさせられる内容でした。

ヨーロッパで読み始めたのですが、結局読み終わったのは数ヵ月後の、アフリカ中盤戦ルワンダの首都キガリでした。ホテルの中庭で朝食を食べた後に紅茶を飲みながら読んでいたのですが、読み終わった後、しばらくは感動でその場から動けませんでした。

そして読み終わった3日後くらいにタンザニアで睡眠薬強盗に遭いました。その時は、悔しさで頭がいっぱいで気が狂いそうだったのですが、あれから3年半経って、今になって思えば、”それまで順調に進んでいた旅が睡眠薬強盗で何の前触れもなく、いきなり頓挫する。でも、そのことで色んなことが学べ、その後の旅がさらに良いものになった”という事実は、小説に書かれていることと、どこか合致します。なんとなく、ですけど。

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ところで、今は、あの時アムステルダムの宿に置き忘れた本の一つ、Holes(by Louis Sachar)を
改めて買いなおして読んでいます。なかなか面白いです。

まあ、今回のブログは、特に何が言いたいというわけではないのですが、久しぶりにブログを書いてみようと思って、ふと思いついたことをだらだらと書いてみました。

では、みなさん、ごきげんよう。



(写真は、始まりの町アムステルダムとルワンダのキガリ(提供GOLCO31様))


謹賀新年2010

2010年01月01日 22時35分20秒 | 帰国後

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2008年12月に東京で再就職してからなんだかんだで1年以上が経ちました。旅していたことが夢であるかのように毎日普通に働いています。2年の放浪旅(ニート生活)の後なので、働くことは新鮮で、なかなか楽しいです。
日本にいて思うのは、日本食はやっぱり美味しいということです。旅の話をしていて、「どこの国の料理が美味しかったか?」という話題になりますが、そんなものダントツで日本に決まっています。とにかく美味しすぎるので、食べ過ぎて、最近けっこう太ってきてしまいました。インドにいたころよりは10kg以上体重が増えています。そういえば2008年の元旦はインドで迎えてました。そして、その2日後くらいに人生最悪最凶の下痢に見舞われてました。でも、2008年は良い一年でした。

突然ですが今年の抱負です。
・太ってしまった体を引き締める
・ゴルフで100を切る
・できるだけたくさん本を読む

日の出直前のガンジス川(バラナシにて2007年12月31日撮影)


鋭い目つきでリクシャをこぐインド人(バラナシにて2008年1月1日撮影)


※ホームページのヨーロッパ編ブログの写真が復活しました。実家でいろいろバックアップのCD-Rの中身を見ていたら偶然出てきました。リンクが繋がらなかった状況も解消しています。


3年前の日記

2009年08月30日 01時19分26秒 | 帰国後

ご無沙汰でございます。

すごく長い間ブログの更新をしてないので、久々に何か書こうと思ったのですが何も思い浮かばないので、旅行当時に書いていた日記のちょうど3年前の今日の日付の分を一語一句そのままに書いてお茶を濁そうと思います。



<以下、日記>
8/30(WED)ヘルシンキ

10:30起床。シャワー。ガンバ大阪を知っているドイツ人(フィンランドで宿を探している)と話す。14:00まで宿でネット。今日はワイヤレスの調子が良い。ランチ7.9ユーロ。ラザニアとマッシュルームのスープ。けっこういいかも。外出。湖でフィンランド人のおじさんに話しかけられる(サッケ(46))湖は海の水だと。たしかに潮のにおいがする。とてもきれいで飲めると言われて、飲んでみる。塩の割合がすごくうすいみたいで、普通に飲めた。2002年に腎臓の移植手術。死にかけたそう。学生の写真を撮る仕事をしているらしいがやめてもっとリラックスした人生を送りたいそうだ。ワインを飲ませてもらった。メアドを教えてもらう。あとで写真を送らないと。1時間くらい話した。Atereunim美術館へ。アルバート・エデルフェルトの作品やロダンの考える人など。意外と良かった。絵葉書をたくさんかった。(14ユーロ)。駅でフィンレイルパス(122ユーロ)と寝台車ロバニエミ往復(22ユーロ)を買った。ヘッドフォンマイクも(29.9ユーロ)。ハンバーガー(6ユーロ)。夕焼けを見に西側の海へ。空が広くて明るくてきれい。宿でだらだらとネット。25:45寝る。
<以上、日記>

今読み返すと、すごい宿でネットして時間を使ってますね。よっぽど宿で無料ワイヤレスネットできたことが嬉しかったのでしょうね。日本語のニュースにも飢えていたのでしょう。
湖で出会ったサッケおじさんとは、その後何度かメールのやり取りをしました。今はスペインで楽しく暮らしているみたいです。彼に飲ませてもらった赤ワインの渋い味は今でも思い出すことが出来ます。彼はワインを水筒に入れて持ち歩いていました。

サッケさん46歳(当時)


塩の味がする湖。ここでワインを飲みながら1時間ほど過ごしました。


ヘルシンキ駅


エデルフェルトの絵


ヘルシンキ西の海の夕焼




ヨガ先生の写真

2009年02月08日 23時26分14秒 | 帰国後
ご無沙汰しております。今年初めてのブログ投稿です。もっと早く書いてアップしたかったのですが、ずるずると2月になってしまいました。すっかりあけましておめでとうございますという新年の挨拶をするタイミングを逃してしまいました。

去年の4月頃、インドのリシュケシュという町で1ヶ月近くヨガニケタンというヨガ道場(アシュラム)にてヨガの修業をしていました。その時の先生の一人とたまーにメールの交換をしています。最近のメールで彼からヨガポーズの写真が数枚届いたので、今回のブログはそれをアップしたいと思います。彼の美しく超人的なポーズをお楽しみください。

















ちなみに、上の写真のすべてのポーズは実際のヨガレッスンにて教えてもらいました。教えてもらっても、もちろん誰もこんなポーズはできるわけがないです。ただただ戸惑っていると、先生から”Do It!”という言葉が飛んできます。でも生徒はみんなただ苦笑いをしながら先生の超人ポーズを眺めるだけでした。。

インド・リシュケシュでのヨガライフは本当に静かで平和で穏やかな日々でした。ヨガレッスン自体はサディスティックで厳しいレッスンでしたが、その分上達も早かったし、静かな生活のちょうど良いスパイスになっていたと思います。
この先、日本の生活で身も心も疲れきってしまうような時がくるとしたら、その時は、また一ヶ月ほどインドのヨガ道場に篭って身も心もリセットしたいなあと思います。



※写真CD-ROM発送について

ご応募ありがとうございました。遅くなりましたが、昨日(2月7日)ようやく発送いたしました。大変お待たせしました。
もし10日以上たっても届かなかったり、届いても写真が見れなかったりする場合は、メールなどで連絡ください。再発送いたします。
また写真の感想など聞かせていただけたらうれしいです。

2008年の終わり

2008年12月31日 16時40分54秒 | 帰国後

なんだかんだで大晦日ですね。今年もいろいろとお世話になりました。本当にありがとうございます。2008年は、2年続いた旅が終わり、無事帰国することができ、無事就職もでき、その上無事初任給までいただけて、素晴らしい一年になりました。本当によかったです。2年半ぶりに銀行口座の残高が増えたのを見たときは純粋に感動しました。去年の今頃はイランやインドやバングラデシュを乞食同然の姿で放浪していたのに、今は毎朝スーツを着てネクタイを締めて通勤しているというのが、ギャップが大きすぎて笑ってしまいそうです。

今年最後のブログはモロッコとエジプトの未公開写真です。

モロッコやエジプトにいたのは2006年12月です。エジプトで年を越しました。あれからなんやかんやで丸2年も経ちました。当時、ヨーロッパからモロッコに船で入って、見聞きする全てが欧米とは全く違っている感じに大興奮したことを覚えています。そういえば町の匂いも違っていました。モロッコはスパイスと小便の入り混じった匂いでした。

アフリカで最も好きな町のひとつモロッコ・フェズの新市街。

ゴミの多い空き地(フェズ)

モロッコ全土にわたって言えることですが、空き地にゴミが多かったです。

フェズの旧市街(メディナ)を上から見下ろす


メディナを歩く。ただでさえ狭い路地に荷物満載のロバが通ってとてもうざい。


マラケシュのフナ広場でヘビを操る人。

怖くてこれ以上近寄れなかったです。

マラケシュの安宿

部屋の内装がイスラム模様でした。お腹を壊したので、この部屋にこもってずっとパソコンでクロノ・トリガー(スーファミのゲーム)をやっていました。

マラケシュの市場(スーク)で見かけたパソコンソフト。

「SAP R/3」というどこかで見たような文字が・・・


エジプト・カイロ

有名安宿「サファリ・ホテル」の近くの露店たち。なぜか24時間営業で頑張っています。ほとんど客がいないのに。(撮影は午前2時)
これ↓が昼間の状態


サファリホテル近くのピザ屋さん

焼き立てピザが美味しいのでよく買って食べてました。

紅海の楽園ダハブ

2006年のクリスマスはここでファイヤーダンスなんかをしながら過ごしました。

聖山・シナイ山

初日の出ではなく最後日の出を拝みました(12月31日の日の出なので)

厳しい寒さに耐えながら日の出を待つ。

寒さのため、とにかくトイレが近くて聖山の上で何度も何度も野しょんべんをしてしまいました。


では、みなさま良いお年を!!




☆☆引き続きアンケートやっています☆☆
今までのブログ記事の中で一番印象に残っている記事は何か教えてください。また、好きな記事、嫌いな記事、面白かった記事、面白くなかった記事、自分も行ってみたくなった国、絶対に行きたくない国、興味が出てきた場所、逆に興味が無くなった場所、もっと詳しく知りたい国、など、なんでもいいので当ブログ「世界一周の記録」の感想を聞かせてもらえると嬉しいです。回答はブログのコメント欄やメール、メッセージなどでお願いします。回答してくださった方の中で希望者の方に旅行のベスト写真集CD-ROMを差し上げます。旅行中に撮った2万枚近くの写真から千枚くらいを選びました。そんなCD-ROMが欲しい方はアンケート回答をメールで行い、回答に添えて名前と住所も書いて送ってください。(個人情報の流出は絶対にしませんっ!)希望者がゼロだとかなり寂しいので、欲しくなくても情けで希望メールを出してくれたりするととても嬉しいです・・・。とはいえ送料、CD-ROMのメディア代は僕の方で負担しますので、あまりにも希望者が多いと先着20名くらいにさせてもらうかもしれないです。その辺は気分です。CD-ROMの応募はまだまだしばらくやっています(応募者が少ないので期間延長しました。すでに応募してくれた人へのCD-ROMの発送は年明けに行います。)
とにもかくにも、このアンケートが黙殺されることが一番悲しいです。なにとぞ、ご回答のほどよろしくお願いします。