今回は、趣向を変えまして、ヨーロッパ旅行のまとめをアップしてみました。個人的にエクセルに書いておいたものを貼り付けただけですので読みにくいかと思いますが、ご容赦ください。しかもちょっと長文です。写真も無いです。その上、文体も敬語ではなくなっています。
すいません。
<ヨーロッパまとめ >
・家計簿
・国ごとに一言
・食事
・行きたかったけど行かなかった場所
・最後にまとめの所感
滞在日数:119日
訪問国:27カ国
訪問都市:55ヶ所
<家計簿>
出費 1,130,000
一日平均 9,500
◆内訳
移動 353,000 31%
飲食 207,000 18%
観光 87,000 8%
宿 260,000 23%
英語学校 82,000 7%
その他 121,000 12%
出費の地域別 :出費 : 滞在日数: 一日平均
西ヨーロッパ :944,000 : 83 :11,373
東ヨーロッパ :184,000 : 36 :5,111
◆所感
物価の高さには本当に驚いた。円安ユーロ高の影響が大きい。特に西ヨーロッパの移動費の高さ。
東ヨーロッパは西ヨーロッパの半分くらいの出費で過ごすことができた。
西側で1日平均1万円を超えているが、英語学校やその他無駄な経費がかさんでいるためで、旅行だけなら9000円くらいと思われる。
去年まで1ユーロ130円くらいだったので、それならば8000円以下でもいけていただろう。
滞在日数が予定よりも1ヶ月も多くなったこともあり、出費も予定を25万円ほどオーバーしてしまった。
ユーレイルパスについては、旅のスタイルに合わなかったし、結局あまり得にもならなかったと思われる。
<国ごとに一言>
・オランダ(2006/8/7~8/11:アムステルダム、デンハーグ)
記念すべき最初の国。物価の高さと、自分の英語力の無さにかなり驚く。
アムステルダムのいかがわしさ、デンハーグのフェルメールの素晴らしさ。
・ベルギー(2006/8/11~8/15:ブリュッセル、ブルージュ)
ブログには書かなかったが、デンハーグからブルージュまで密かに激しいホームシックにかかっていた。
しかし、ブルージュ観光中になぜか突然ホームシックからは解放された。
そして、それ以降は一度もホームシックにはかかっていない。
ベルギーはとても町が美しく、また、8月とは思えない寒さであった。
・ドイツ北部(2006/8/15~8/23:ケルン、ブレーメン、ベルリン、ハンブルグ)
ベルリンで風をひき、ハンブルグのなおくん夫妻に大変お世話になった。
北部ドイツは観光的に特筆すべきものは少ないが、車窓ののどかな風景が心に残る。
・デンマーク(2006/8/23-8/24:コペンハーゲン)
後にボローニャでお世話になるイタリア人マークと出会った。
物価が高く、観光すべきものも無かった。
・ノルウェー(2006/8/25:オスロ)
物価の高さに恐れおののき、夜行で入って一泊もせずに夜行で出た。
ムンクとヴィゲランという二大巨匠の美術鑑賞。
しかし、フィヨルド観光をしなかったことは未だに悔やまれる。
・スウェーデン(2006/8/26-8/28:ストックホルム)
特別な独特の美しさストックホルムの町。
ヘルシンキへ向かう豪華客船シリヤライン。
・フィンランド(2006/8/29-9/2:ヘルシンキ、ロバニエミ)
サンタクロースへ会いに夜行列車の往復でロバニエミへ行った事は良い思い出。
・エストニア(2006/9/2-9/4:タリン)
突然物価が安くなった。
安宿で出会った白人たちと飲みに行ったりサッカーしたりの楽しい時間が深く心に残っている。
・ラトヴィア(2006/9/4-9/6:リーガ)
物価が安く、スーパーでたっぷりおいしいものを買って食べた。
・リトアニア(2006/9/6-9/8:ヴィルニュス、シャルレイ)
ヨーロッパ編最大の出来事の一つ、キャッシュカード紛失事件。(見つかって本当に良かった)
安宿での素晴らしい出会いの数々(ダニやノミとの最悪な出会いも同時に経験)
十字架の丘の美しさは静かに心に刻み込まれている。
・ポーランド(2006/9/8-9/11:ワルシャワ、クラコフ(アウシュヴィッツ))
ワルシャワは僕がヨーロッパで見た中で唯一地下街が広がる大都会。
クラコフは天気が良く居心地良かった。
・チェコ(2006/9/12-9/15:プラハ)
この旅で最も印象に残る町の一つプラハ。本当に美しかった。
アイルランド学生達との楽しい思い出も。
・オーストリア(2006/9/15-9/21:ウィーン、ザルツブルグ、ハルシュタット、インスブルック)
再び物価の高い西ヨーロッパへ。かなり憂鬱になったが、観光に精を出した。
ウィーンは上品な町、それ以外の町は自然との調和のある町。静かに美しい国だった。
・ドイツ南部(2006/9/21-9/25:フュッセン、ミュンヘン)
つり橋から見た美しいノイシュバーンシュタイン城の姿は鮮明に脳裏に焼きついている。
ミュンヘンではハンブルグから引越してきたなおくん夫妻に再度お世話になった。
本当に楽しかったブンデスリーガ観戦とオクトーバーフェスト。
・フランス(2006/9/26-9/30:パリ、モンサンミッシェル)
卒業旅行(ローマ、パリ、ロンドン)以来のパリ。パリとはあまり相性がよくない。
観光はそこそこに英語学校探しに明け暮れた。そして無事見つかった。
モンサンミッシェルの夜景はかなり凄かった。魔王の棲む城のようだった。
・イギリス(2006/10/1-10/16:ロンドン)
2週間のプチ留学。凄く充実していて楽しくて、そして疲れた日々。
2週間ではあまり英語は上達しなかったが、あれから2ヶ月たった今、
あの時からの蓄積により少しは上達できてきたと感じる。
あの留学は意味があったと、はっきりと思える。
ロンドンの町は、ヨーロッパの中では最も日本っぽくて、とても居心地が良かった。
・ハンガリー(2006/10/16-10/22:ブダペスト)
この旅初の日本人宿に泊まり、楽しい日々を過ごした。
この宿で出会った日本人達とはその後もしばらく一緒に旅をし、
いろいろと勉強になったし、助けられもした。
くさり橋の夜景は美しく、静かに心に刻まれいている。
・スロベニア(2006/10/22-24:リュブリャナ、ブレド)
こじんまりとした町と美しい湖。
・クロアチアその1(2006/10/24-25:ザグレブ、スプリット)
想像とは違って、明るくて楽しい国。
初めて海外で散髪。結構良い感じに仕上げてくれた。と自分では思っている。
・ボスニア(2006/10/26-28:サラエボ)
噂のセクハラおばさんの家ヤスナハウスに宿泊できた。無事生還。
町が他のヨーロッパ諸国とは全然違う風情があり、町歩きが楽しかった。
・クロアチアその2(2006/10/28-10/31:ドブロヴニク)
光り輝く海と空、美しい旧市街、素晴らしい町であった。
この旅で初めて海で泳いだ。綺麗な海で、素晴らしい体験だった。
ブダペストの仲間たちと毎日楽しく過ごした。
・モンテネグロ(2006/10/31-11/1:コトル)
独立間もないモンテネグロの観光地コトルで一泊した。
湾と山に囲まれた小さい町だが、すぐ日が沈んで寒かった。
この国からブルガリアまでは、しばらく寒さを耐え忍ぶ日々が続く。
・アルバニア(2006/11/1:ティラナ)
バス移動の合間に通過しただけだが、タクシーと徒歩での国境越えや、
ヨーロッパ最貧国の街並など、意外と記憶に鮮明に残っている。
・マケドニア(2006/11/1-2:オフリド)
残念ながら、宿のおっちゃんがアル中だったことと雨と雪で凍えそうになったことが
最も印象に残っている。
・ブルガリア(2006/11/3-11/8:ソフィア)
着いた瞬間あまりの寒さにすぐにギリシャへ行こうと思った。
しかし、日本人宿の快適さと楽しい仲間達、安くて美味しい御飯とお酒の誘惑により、1週間近く過ごすことに。
良い思い出ばかり残る滞在となった。
・ギリシャ(2006/11/9-11/15:アテネ、ミコノス、サントリーニ)
3週間ぶりに一人旅となった。
アテネは暖かく、物価が安く、活気もあり楽しかった。
ミコノスは、閑散としていて寒かった。
サントリーニは、絶景だった。夏にまた来たい。今度は一人ではなく。
・イタリア(2006/11/15-11/27:ナポリ、フィレンツェ、ボローニャ、ヴェネツィア、ミラノ)
最も観光した国。そして最も観光が楽しかった国。
町によってがらりと印象が変わるので飽きることがなかった。
ただし、食事は期待が大きすぎたためか、少し落胆した。
ボローニャでは、デンマークで出会ったマルコに何から何までお世話になった。
ミラノでは、旅行に来ていたなおくんと念願のサンシーロでACミランをみることができた。
・ポルトガル(2006/11/27-29:リスボン)
リスボンは、巨大なクリスマスツリーと巨大ショッピングセンター。
ロカ岬の最果て感。
・スペイン(2006/11/30-12/3:セヴィージャ、グラナダ)
たくさんの日本人との出会いがあり、ずっと日本語をしゃべっていたような気がする。
ヨーロッパ観光自体にはかなり飽きてきた。
<食事について>
基本的にマクドナルド、サンドイッチ、ケバブスタンド、ピザスタンドなどの軽食をほぼ全ての国で主食とした。
なぜならば、コストパフォーマンスに対する安心感があるから。まずいものが出てくることはまずないし。
特にマクドナルドは週に2回くらいは行っていた様な感覚。
後、中華料理もかなり食べた。これもコストパフォーマンスが平均してかなり高い。
同様にイタリアレストラン(イタリア以外の国で)も。
もちろんたまには地元料理の食堂やレストランにも入ることはある。
しかし、「これは、うまい!」と思うことは少なかった。
美味しかった地元料理は、強いて言うとブルガリア・ソフィアで食べたファーストフード的地元料理食堂(ビュッフェ形式)と、ポルトガルのスープスタンドくらいである。
料理が美味しいと評判のフランスやイタリアでは、そこまで美味しいと思うことは無かったと思う。
日本食レストランも数回行った。
特にロンドンの行列のできる日本食屋「みさと」のカツカレーは涙が出るくらいおいしかった。
また、パリで食べたラーメン屋はあまりに美味しくて、連日通った。
やはり日本人には日本食が一番のような気がする。
最後にシェア飯について。
ハンガリーとクロアチア以外は、ほとんどシェア飯することはなかったが、ブダペストで食べたフォアグラとドブロヴニクで食べたクリームシチューは、どちらも美味しくて印象に残っている。
まだまだ続く旅に備えて、もう少し料理ができるようになりたい。
<行かなかったけど、行きたい場所>
以下は今後の楽しみに取っておきたい。
・オランダ・アムステルダムのアンネフランクの家
アウシュヴィッツに行ってから興味が湧いてきた。
・ノルウェーのフィヨルド観光
オスロの物価高にびっくりして一泊もせずにノルウェーを出てしまったが、
冷静に考えると、せっかくだから行っておけばよかった。
・チェコのチェスキークロムルフ
チェコを出た後、いろんな人からあそこはよかったと聞かされた。
・フランス・パリのエッフェル塔登頂
英語学校探しで疲れ果て断念。登って夜景が見たかった。。。
・イギリス全般
スコットランドのエディンバラや北アイルランドやウェールズのハイランドなどなど。
ロンドンも大英博物館はもう一回行きたかった。
物価高と英語学校疲れで断念。
・アイルランド
プラハで出会ったアイルランド人達が良い奴ばかりだったので、その国を訪ねてみたかった。
季節的に寒くなってきたので断念。
・クロアチアのプリトヴィッツェ
たくさんの湖と100を超える滝のある絶景らしい。
クロアチアを過ぎてから存在を知った。
・スイスと南仏(ニース、モナコ、アルル、マルセイユなど)
スケジュール的に押してきたので断念。
老後にでも。
・スペインのバルセロナなど
バルセロナは7年前に来たことがあるので断念したのだが、凄く好きな町だし、ミロ美術館や、ダリ美術館などは行ってないので行ってみたかった。
<まとめ>
ヨーロッパは4ヶ月くらいでは全然足りないということが良く分かった。
国の数が多いし、それぞれの国が多くの見所を持っている。
その上、季節によってもがらっと変わるので、まだまだ見たり無い部分が大きい。
しかし、どの国も似通っているので、3ヶ月~4ヶ月くらいでちょうどいいとも思える。
物価も高いのでヨーロッパの長期旅行はよっぽどお金がないと心から楽しめないのでは。
ヨーロッパに着いてから知ったのだが、ヨーロッパ間の移動は飛行機が最も安い。かなり安い。
予めスケジュールを決めて飛行機移動すればダイナミックに色々周れて良いのでは、と思う。
2年間の世界旅行全体の中では、ヨーロッパは肩慣らしという位置づけであった。
そういう意味では良いウォーミングアップになったと思える。
移動、宿探し、移動の手配、観光、旅行者同士の語らい、というパターンが見について来た。
当初はかなり物を無くしていたが、最近は減ってきたし、常に警戒心を持つことにも慣れてきた。
まあ、高いウォーミングアップ代だったが。
旅行者同士で、どこが一番良かったかという話によくなるが、プラハと答えることが多い。
プラハにいる当時は自信を持ってそう思っていたが、今となっては、プラハがそんなに良かったかどうかはもう自信は持てない。
イタリアの各都市や、ギリシャのサントリーニ島、モンサンミッシェルなどは、それぞれ最高に良かったし、それ以外の国や場所も、それぞれ深く印象に残っている。
ブルガリアのソフィアなどは、ほとんど観光しなかったが、一番楽しかった場所の一つであるし。
そもそも、その日の自分の気分や健康状態、天気、季節、どういう出会いがあったか、宿はどうか、などにその場所の印象はかなり左右されると思う。
ただ、なんとなく、この後も「ヨーロッパで一番良かった場所はプラハです。」と惰性で答えてしまいそうである。
その理由は不明。
(この旅行では行ってないが、バルセロナもプラハに匹敵する良いところだと思う。)
以上
追伸1
このような駄文の長文を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
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また、今までのブログの記事でどの記事が一番おもしろかった、印象に残っているなども教えていただけるとありがたいです。つまらなかったというのでもいいです。(本当はよくないですが)
追伸2
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