悪天候のため文字通り手に汗握る着陸となりましたが、無事リスボンにやってきました。(ビルと同じくらいの高さを飛んでいるにもかかわらず凄い揺れで、隣の席の女性は、恐怖のあまりかなり取り乱していました。)
リスボンは中世の面影残る港町なのだそうですが、クリスマスイルミネーションがかなり凄かったです。街中のかなりの広範囲にわたって電飾が施されており、しかも通りによって色や形ががらっと変わるので、町を歩いてるだけでもの凄く楽しいです。しかも、日本ならこういうイルミネーションがあると大混雑になりそうなのが、リスボンでは人通りが少なく楽に観光できます。(雨と風のせいもあるかもですが)
1kmにわたって続くメインストリートのイルミネーション
別の通り。15種類くらいのバリエーションがありました。しかし閑散としてます。
なによりも驚いたのはメインの広場にあった巨大なクリスマスツリーです。
とにかくでかい。でかすぎる。後で聞いた話だとヨーロッパ最大らしいです。イルミネーションも次々と色や形を変えて、なかなか手が混んでいます。その上、大音量で甘~いクリスマスソングを延々と流し続けていて、大変ロマンチックな仕上がりです。しかし、僕は一人で寂しく観光です。しかも、当日は猛烈な雨と風で人がほとんどいないです。一人雨に濡れながら、黙々と写真を撮っていた僕は、周りから見るとたいそう哀れだったと思われます。
翌日は天気も回復したので、ヨーロッパ最西端のロカ岬へ行きました。
途中で立ち寄ったビーチリゾートのカスカイス。
ロカ岬は閑散としていて、地の果てにいると言う雰囲気がありました。
「ここに地終わり、これより海始まる」と刻まれた碑。
次の日は、スペイン行きの夜行バスを待っている間、バス駅の近くのショッピングモールというか複合商業施設で同宿の日本人と遊びました。リスボン市街地は不思議なくらい人が少ないのですが(イルミネーションにもかかわらず)、ここは賑わっていました。大きくて綺麗な建物の中に、すごくたくさんの店が入っていて、ここで何日でも過ごせそうな感じです。特にフードコートは、今まで見た中でも最も店の数が豊富で、しかも安く、ぶらぶら見ているだけで、とても楽しかったです。その中でブラジルBBQを食べました。
ポルトガルは、そんなに期待してなかったのですが、実際行ってみると、超巨大クリスマスツリーといい、驚かされることが多く、かなり面白かったです。次はヨーロッパ最後の国になるであろう、太陽の国スペインです。暖かいといいですね。スペインの後は、船でモロッコに渡る予定です。