混沌としているナポリから、上品で綺麗で洗練されたフィレンツェへやってきました。同じ国とは思えないほど雰囲気がガラッと変わりました。
着いた日の夜ふらっと町を散歩していたら突然現れた巨大なドゥオーモ(カテドラル)には度肝を抜かれました。
写真では判りにくいですが、クーポラ(ドーム部分)はびっくりするくらい大きいです。
近くで見ると装飾が物凄く綺麗でした。白を基調として緑と赤で模様が施されています。ヨーロッパ旅行で数え切れないほど教会を見てきましたが、美しさにこれほど衝撃を受けたのはこの旅行では初めてです。これを見るだけでもフィレンツェに来る価値はあるのではないでしょうか。
翌日はメディチ家礼拝堂とウフィツィ美術館へ。どちらも高い入場料を取られたのですが、写真撮影禁止だし、日本人団体ツアー客の連発による混雑もあり、それほど楽しくは無かったです。ただ、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」のヴィーナスはものすごく美しかったです。
フィレンツェでは、有料の美術館よりも、無料で見れる街並やポンテ・ヴェッキオや広場に飾られている彫刻たちを鑑賞するだけでも、もの凄く楽しいと思います。
さらに翌日、ドゥオーモの内部見学に行きました。内部も床の装飾や、クーポラの内側のフレスコ画など、すばらしかったです。
クーポラの上にも登りました。
宿泊した宿では、個性的な日本人の方々との出会いがありました。夫婦で長期の旅行をされている方。歌手を目指してニューヨークでトレーニングしているという方。世界一周中の方。刺激的な時間を過ごせました。
期待を膨らませて訪れたフィレンツェでは、期待以上に素晴らしい滞在となりました。
ありがとうございます。ほんとに町自体が芸術ですよ。今はヴェネツィアなのですが、ここもかなりすごいです。
昨晩の「世界ふしぎ発見」は、フィレンツェ特集でした。タイミング良すぎ。テレ朝の担当者がこのブログをこっそり見ているのかも。そのうち、取材依頼が来るかもよー。(笑)しかし、テレビで見て、改めてルネッサンス芸術のすごさに驚き&発見っすわ。(金と時間が有れば)行ってみたい、見てみたい、と思いました。