若かりし頃会社の国内営業の報奨と研修、市場調査で始めて訪れた外国がドイツのハンブルグです。成田からアンカレッジ、モスクワ経由で22-3時間だったかな。JALから北極通過記念の色紙が頂けた1ドル260円頃です。自由ハンザ都市でドイツ北部の経済中心都市です。エルベ川河口から約100㎞のドイツ第二の都市で人口は約187万人(2019年)です。
当時、経済もさることながら都市計画、環境の素晴らしさに驚嘆したのです。アルスター湖付近のグリーンベルト、緑の森それに住宅地区、学校文京地区、工業地区、歓楽地区などが覆い包むように整然と都市計画されていたのです。質実剛健で時間や価格、サイズに厳格で個々人に信念、主張があるゲルマン魂を感じたのです。
地球温暖化or寒冷化や感染症・コロナ禍に向き合い「縮小社会における都市生活」で京大の某教授がハンブルグ市の未来型ハーフェンシティ計画を検証されています。1999年にマスタープランが立案され2025年に完成目標です。1,道路、駐車場比率を市内40%から24%に減らす。2,市民のパブリックスペースを39%広くする。3,自家用車依存度を47%から24%に下げる。4,徒歩と自転車を中心とする交通コンセプト公共交通との接続。5,燃料電池バスに水素供給開始。6,地熱太陽エネルギーの地区暖房ネットワーク。7、燃料蓄電池技術の推進。8,自転車道のネットワーク、サイクルステーションの設置。HVVバス(水素燃料バス)の運行etc
コロナ禍などで無くなったサンマ(三間)、子供も大人も「遊ぶ時間・遊ぶ空間・遊ぶ仲間」が集う都市計画を日本でも経済再生で推進しては・。トヨタの富士裾野のスマートシティ計画も素晴らしいのですが既存の県庁所在地、中小都市がハンブルグ市など参考にして道路や駐車場を縮小しパブリックスペースエリアを拡張し人間中心の精神的で豊かさ魅力が感じられる都市計画を推進しては・・。
写真はハンブルグ市ホームページ転載
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