今年1月、米科学雑誌「Bulletin of Atomic Soientists]が世界終末時計を核兵器や気候変動による環境破壊や生命科学の負の側面を鑑み最新時間は過去最短の残り100秒と発表しました。現況の新型コロナウイルス禍や感染症に地球規模の温暖化or寒冷化の豪雨や洪水被害、酷暑、干ばつ、害虫被害の食糧危機に人為の核脅威も懸念しての世界終末時間です。
老子の説かれた「無為自然(むいしぜん)」という人間の生き方、道があります。この宇宙に貫徹している原理原則に沿った生き方をしてきたかです。無為とは作為がなく知や欲をはたらかせず天地宇宙の原理や変化を受け入れる。自然とは「自(おのず)から然(し)かり」で他から影響を受ける事なくそれ自体がそのままの事です。
「上善若水(じょうぜんじゃくすい)」「上善は水の若(こと)し」万物の根源は水で最上の善をそなえた人は水のように万物を潤し争わず衆人の悪(にくむ)場所に治まる。水は高きから低きに無心に流れ前途の障害物があれば自在に流れを変え、大きな力を発揮し削り取り流れて行く。水は四角や丸の器に入れれば柔軟性を発揮し収まり後を残さない。洋々と河川や大海を満たし発して雲になり雨雪に変じ豪と化し凍っては玲瓏(れいろう)な鏡となり、しかもその性を失わないのが水です。
近代科学の世界終末時計と先人の老子の教えと気候変動の豪雨や洪水被害、酷暑、コロナ禍や感染症、新自由主義経済の不条理を1000字以内にまとめようとしましたが勉強、能力、持久力不足と蒸し暑さで断念します。優先課題は核兵器の廃絶、化石燃料の燃焼防止、過度な開発や都市化、河川管理の再考などです。経済も重要ですがまず穏やかな地球環境にすることです。
海抜185mの限界集落の7月は豪雨や洪水被害は免れましたがほぼ毎日、雨です。8月は猛暑で蒸し暑い。トマト、ナス、きゅうり、なしなど野菜や果物は日照不足もあり不作です。コロナ禍で東京や名古屋からの来客6^7組はゼロに・。芝生の庭に遊びに来る可愛い関 令子(セキレイ)ちゃん5^6羽のみ。可愛いくないヘビやムカゼ、山ヒルや害虫に猿、猪、鹿、ハクビシンetc時々いたずら遊びに来ます。
日々、自然に真正面から向き合い生活していると征治や経済、人々や自らの活動の努力の道が逆方向に向かっているように思えます。開発や進歩、発展、経済成長、便利や快適の人為の活動が地球自然に負荷(ふか)のかけすぎです。海洋70%の水の惑星、地球の原理や変化を謙虚に受け入れていない。化石エネルギーで暖(あたた)めつずければ支配欲の核の脅威とで生存を危うくし終末が迫ってきます。
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