ちょうど3年前、会社の先輩がペットボトルを入れ物にして、植物をくれました。植物といっても、ややシワの入った軸のようなもの。それに白い根っこらしいものが数本ついている、見ようによってはグロテスクな植物。その軸をバルブというのだと思えてもらいました。 その先輩は、多くの人が「きれいねぇ」というような植物には興味がないらしい。盆栽とか、デンドロビュームとかいった、力量のある人だけが近づけるような植物を . . . 本文を読む
毎年、畑でタカノツメを一本だけ育てます。せいぜいスパゲティの辛味付けとかコーレーグースづくりとか、その程度なので一本分の実があれば一年間は十分に足ります。 ところが、昨年収穫したタカノツメは辛味が頼りない。土の滋養が足りないのかサイズも小さい。一人前分のスパゲティに3本使っても、効いているのかいないのか、はっきりしない様子。また、コーレーグースも辛いと思うほどにはならない。誰かにこの話をすると、 . . . 本文を読む
女優、その他多くの肩書をもつ中江有里さんの小説。通信制高校に通う一橋沙羅は、その学校で幼馴染の近藤万葉と出会い、本を通して二人が成長していくというお話。 遠い記憶に、山田洋次の『学校』という映画のシリーズがあります。その一作目、夜間中学を舞台にした作品の中で、中江有里という人が生徒として出演していたことを覚えています。可愛らしいけれども、暗い感じの生徒だった記憶があります。もちろん役柄上のことで . . . 本文を読む
なるほど、輪中の集落です。民家は道路や田んぼよりも1mくらい高くした土地の上に建てられています。ここまで走ってきた堤防の高さは約10mあるそうです。集落側からその道路は見上げる位置に走っています。 「輪中の郷」に入ってみました。スタッフはいるものの、来館者は平日のこともあり、私一人。入館料でやっていけるのかしらん?余計な心配をしてしまいます。 輪中とは「低くて湿った土地にある集落と農地を囲む堤防 . . . 本文を読む
行ったことはありませんが、博多の近くに海の中道と呼ばれるところがあるそうです。以前に、「こころ旅」で火野さんが志賀島を訪ねている放送を偶然二回も見ました。魅力的なところらしい。 それに倣って「川の中道」と自分が勝手に名付けた、三重県道・岐阜県道106号桑名海津線を走ってみたという今回の記事です。その道路とは木曽三川の長良川と揖斐川の間の細長ーい堤の上を走る道路、ウィキペディアによれば「中堤道路」 . . . 本文を読む
兵庫県西宮市の松竹梅酒造がつくる日本酒。 自分のための飲んだお酒の記録です。客観的に伝える力量はないので、アテにしないでくださいね。 いただいたお酒です。なになに、松竹梅酒造?ラベルを見て思い出したことがあります。昔、さだまさしのエッセイを読んでいたら、松竹梅の話が出ていたぞということを思い出しました。本棚から引っ張り出してきた一冊。『美しき日本の面影』このどこかにこんな話が書かれていたはず。私 . . . 本文を読む
長野県佐久市の伴野酒造がつくる日本酒。 自分のための飲んだお酒の記録です。客観的に伝える力量はないので、アテにしないでくださいね。 名前もボトルのシルエットも外国のお酒のような雰囲気をしていますが、日本酒です。 次男が誕生日プレゼントにくれたお酒。しかもうれしいマグナムボトル。遠慮せずにがぶ飲みができるじゃないですか。次男は、飲み屋さんでこんな日本酒があることを知ったと言ってました。 これ、本 . . . 本文を読む
奈良県御所市の葛城酒造株式会社がつくる日本酒。 自分のための飲んだお酒の記録です。客観的に伝える力量はないので、アテにしないでくださいね。 いただきものです。冷蔵庫で冷やしておくこととこの方がいう。また地元ではあんまり出回らないお酒だというので、期待していました。そういえば、御所市のお酒といえば、千代酒造か油長酒造は思い出せるのに、葛城酒造が出てきません(ごめんなさい)。この会社の前も歩いている . . . 本文を読む
以前から一度訪ねてみたいと思っていたのですが、4月下旬に訪れることができました。 その「以前から」ですが、いつ、この芸術の森ができたのだろうと探してみました。『うだ観光ナビ』には次のように書かれていました。「2006年10月、地域とアートを融合する「室生山上公園芸術の森」が完成したのです。」開園20周年もそんなに先のことではありませんね。 そもそも芸術の森を、どうしてこんな山の中に . . . 本文を読む
桜もちょうどいいところですが、楓の若葉も美しい。桜と楓の若葉は喧嘩しません。 伏見であい橋は、今歩いてきた堀(宇治川派流)と、鴨川の七条あたりで分かれてきた濠川の合流地点に架かっています。濠川の上流方面を見ると、桜の木の代わりに両岸にびっしりとユキヤナギ。この橋の上から、堀を下ってくる舟を見るのがビューポイントなのでしょう。 これまたたくさんの人たちが橋の上にいます。橋の西側に降りれば、南の三栖 . . . 本文を読む