(昨年末の話題です。記事になるまで時間がかかってしまいました) いつも近鉄名古屋線の伊勢若松を通る時、何かしら違和感を感じていました。最近、その違和感の正体が分かったような気がしました。 ふつう、本線なり主流の線路から支線が枝分かれしていく場合、その駅はそれなりに大きな街を伴っているものです。 拠点になる町や 駅があってそこから田舎へ進んで行く。駅から列車が離れるに従って、徐々に都会度が下がってい . . . 本文を読む
10月の中旬にさしかかる頃とはいえ、今日は日差しが強い。海に近いからか風が気持ちよく吹くのですが、帽子を持ってくるのを忘れました。ひょっとすると小雨に降られるかもという天気予報だったのですが、予想は外れました。 和歌山市立博物館の横を通って、南海電鉄の踏切を渡って紀ノ川の堤に上がる。300mほど上流にその橋は見えたのでした。あったあった。人も自転車もバイクも橋を渡っています。 まずは河川敷に下り . . . 本文を読む
では、元の道、府道50号線に戻って先へ進みましょう。この道路沿いには人家はありません。姫路ナンバーのバイクが数台、追い越していきました。その先はトンネル。 トンネルの手前に、ぐるっと回り込む未舗装路。きっとトンネルができる前の道に違いないと思って進んで行くと岩場。 保津川がよく見える場所ですが、岩の上に不思議な植物。地面から立ち上がった葉っぱが一枚だけ。それがみんな太陽の . . . 本文を読む
9月の終わり。暑く長かった夏も少し落ち着き始めたかという頃、少し身体を動かしたい、歩きたいという気持ちになって、保津峡に行きました。 京都駅からJR嵯峨野線(本名は山陰本線)の電車で外国人旅行者にまぎれて保津峡駅を目指したのでした。天気は曇り。予想通りに嵯峨嵐山駅で外国からのお客さんは半分くらい降りていきました。嵯峨野、嵐山、外国から来る人にはそんなに面白いところかねぇと思います。年々、ハリボテ . . . 本文を読む
(2) 四日市あすなろう鉄道 三重県って大動脈の近鉄名古屋線もあれば、一方で短い私鉄もたくさんあって楽しいところですね。これから挑戦するのはナローゲージの鉄道です。 私も学生時代にこの線路に一度乗ったことがあります、当時は近鉄内部線でした。でも40年以上前のこと。ほとんど記憶にありません。特に鉄道や車両のことは覚えていません、変な話ですが、終点の内部駅の隣に病院があった。その名前が山中胃腸科病院だ . . . 本文を読む
(1) 近鉄湯の山線 梅雨明けして一週間ほど。7月の終わりの暑い日。四日市市を訪れました。まずは湯の山線に乗ること。湯の山駅辺りまではクルマで行ったことはあるのですが、近鉄湯の山線に乗るのは初めて。 四日市駅のホームで車両を待っていたら、反対側のホームにやったら明るい緑色の車両が入ってきました。「つどい」というそうですが、中を覗くとビール列車のようです。古い車両の改装車のようで、全席窓向き。窓向き . . . 本文を読む
桜もちょうどいいところですが、楓の若葉も美しい。桜と楓の若葉は喧嘩しません。 伏見であい橋は、今歩いてきた堀(宇治川派流)と、鴨川の七条あたりで分かれてきた濠川の合流地点に架かっています。濠川の上流方面を見ると、桜の木の代わりに両岸にびっしりとユキヤナギ。この橋の上から、堀を下ってくる舟を見るのがビューポイントなのでしょう。 これまたたくさんの人たちが橋の上にいます。橋の西側に降りれば、南の三栖 . . . 本文を読む
2024年3月の訪日外国人数が300万人を越えたというニュースがありました。ひと月に300万人を越えるのは初めてのことだそうです。 日本全国、外国人観光客が押し寄せてきて大変なようです。住民にとっては例えば道路の混雑で、生活が成り立たないというようなところもあるらしい。しかし、一方で人口がしぼんでいくこの国に、かつてと同じだけのマーケットを維持しようと思えば、海の向こうからやってきてくれる人たち . . . 本文を読む
さあ、「てくてくきっぷ」で浜寺公園までやってきたので、天王寺に帰りましょう。
帰りの電車は1003、通称「青らん」。運転席のすぐ後ろのシングルシートに座ります。住吉鳥居前まで快適な乗り心地を楽しめそうです。 . . . 本文を読む