このシーズンのスキー入りは4月1日でした。今シーズンはどことも積雪量が多いとは聞いていましたが、モタモタしている間に4月に入ってしまったというわけです。
琵琶湖バレーは3月21日で営業を終え、峰山高原リゾートも3月21日で今シーズン終了となる中、グランスノー奥伊吹(旧名:奥伊吹スキー場)は本日、4月10日までの営業と発表しました。
4月1日。昼前に奥伊吹に到着しましたが、雪は結構残っています。たぶん私が知る中で一番多く残っている4月入りだろうと思います。他のスキー場が営業を終える中、却って集客力を上げているように思います。奥伊吹は、毎年毎年何かが新しい。その手法はテーマパークのようだと思っているのですが、このシーズンも新しいものを見つけました。
パラダイスゲレンデ(旧名:しゃくなげゲレンデ)のリフト下り場がかさ上げされていました。2mくらい高くなったのです。これで、パラダイスゲレンデの上部にあるチャレンジペアへの乗り継ぎが楽になったのです。自力で高度を稼ぐ必要がなくなりました。何年か前にはファミリーゲレンデのリフトが少し短くなって、リフトを降りた後のスペースが広くなったのを覚えていますが、こういう細かなリファインができるのが人気の秘訣だし、またそういう細かな変更ができる体力あるスキー場だと言えましょう。尤も私は昨シーズンにはグランスノーに来ていませんので、このシーズンの変更か昨シーズンの変更かはわかりません。
そしてもうひとつ嬉しいことに気づきました。いつのまにか、私も「シニア」とされる世代に入っていて、平日休日ともに3500円で1日券を購入できるということに気づきました。平日の午後券を買う場合だけは3300円とシニア券より200円安いですが、「大人」の方々が平日4300円、休日は4900円も払わなければならないのを考えるとありがたい話です。と同時に、サポートを受ける世代に入ってしまったことも思います。
4月1日に私はシーズン入りして同日シーズンを終えたのでした。
…と、確認のためWebサイトを開いてみたら、なんともう1週間営業を延ばすとのニュース。スキー好きには嬉しい話でしょうが、昨日、今日あたりの暑さではねぇ。