旅とエッセイ 胡蝶の夢

横浜在住。世界、50ヵ国以上は行った。最近は、日本の南の島々に興味がある。

エッセイ考

2015年06月25日 21時45分15秒 | エッセイ
エッセイ考

 俺が書いているこのエッセイは何なんだろう。記憶の切り出し、固定、ICチップ化?必ずしも正確な記録とは言えないな。何しろ目撃者はいないんだから。忘れている所を適当に補ったり、自分を美化したりはあるね。その事で誰かにあやまる必要はないだろ。自分でも不思議なんだけど、思い出の中で書くネタはまだまだ尽きない。当面は続くよ。お付き合い、よろしく。
 やっぱり読んでくれる人がいて、面白かったと言ってくれる人がいる事が励みになっている。だけどいよいよ思い出編で書くことが無くなったらどうなるんだろう。やっぱ大きなイベントとかは出尽くしちゃうんじゃない。日々思う編とかになるんかな。それって面白そうじゃないね。
 俺にはやりたい事がある。ジジイになったら日本脱出。もう十分ジジイだと言う奴もいるが、ケシカラン。トレジャーハンターになるかな。ところで、子供の頃は25を過ぎたらとんだ大人、オジさんに見えたな。今じゃ就職活動をする黒服の大学生を見ると、ヒエー子供じゃんか。60を前にして思うに、体の衰えはあっても気持ちの老化、固定化は感じない。心の持ちようはまるでガキだ。落ち着いてもいないし、枯れてきてもいやしない。これじゃあだまし討ちに遭ったようなものだ。子供のとき、若者のときに思った大人とはずいぶん違う。ただ経験を積んで、慌てず選択肢は増えた。でもまあいいか。たいくつはしないで済むものな。

娘ノート 目次

2015年06月25日 21時42分39秒 | 娘ノート
  娘ノート 目次

① 豚もおだてりゃ木に登る。
② 世の中、不平等は当たり前
③ やな奴はどこにでもいる。
④ 変わり身の術
⑤ クレームは客が正しい。
⑥ 社内外の役員の顔を覚えよう。
⑦ エリート二割、グータラ四割
⑧ 人にはやさしく、部下にも上司にも
⑨ 千年の友情も不用意な一言でパア
⑩ 敵を知り、己を知れば百戦危うからず。
⑪ 日本は差別社会
⑫ 君はどう思うの?
⑬ 中国人は面子で生きている。
⑭ インド人と商売するのは楽じゃない。
⑮ メールの恐怖
⑯ 商売のヒントは、不便さに気づくところから。
⑰ 男は狩猟、女は採集
⑱ あいさつは自分から。
⑲ 人は見た目、身だしなみ
⑳ コレラの発生を止めろ!
21 男はチxポで生きている。穴があったら入れたい。
22 常識なんて役立たず、人を殺して何故悪い。
23 他人を見下す若者、くだらない大人。
24 亜細亜の優しさ、適当さ

⑨ 千年の友情も不用意な一言でパア

2015年06月25日 21時40分23秒 | 娘ノート
⑨ 千年の友情も不用意な一言でパア

 目的に向かって(企業なら金儲け、規模拡大)一心不乱、仲が良くて和気藹々、といった状況もたまにはあるが、長続きはしない。良い状態、最高のコンディションがずっと続くことなんて無い。
 自分が言った一言で友を傷つけ友情を失い、その結果職場の空気を悪くして周囲の人達に迷惑をかけたことがあった。なに大した事じゃあない。本人を抜きにして言うのは卑怯かと思い、上司と本人と自分、三人の時に言ったのだが、言われた方は深く傷つき裏切られたと思ったようだ。そんな、お嬢ちゃんじゃあるまいに、とも思うが発言は慎重にするべきだったと今は深く反省している。何より言われた人をあれほど傷つけたのはすまない。「やたら仕事の相談を受けて、時間が取られてしょーがない。」とかいう内容でした。
 一度口から出てしまった言葉は取り消せない。ネガティブな発言は相手を見て慎重に、もしくは言わぬが花。

⑧ 人にはやさしく、部下にも上司にも

2015年06月25日 21時37分55秒 | 娘ノート
 ⑧ 人にはやさしく、部下にも上司にも

 部下はかわいいもんだ。育てれば集団の中で戦力になる。多少のミスには目をつぶり、カバーし教え、バックアップするだろ。でもそれは当たり前。
 ところが上司を見る目は厳しい。決断が遅いとイライラするし、ミスしたら許せない。だけんど上司だって人間、色んな事情を抱えている。上からの圧力だって半端じゃあない。上司に向かってもドンマイの気持ちを持てるようになれば、自分がイライラする事も減る。
 これはなかなか難しいことだ。自分も最初は失敗した。今にして思うと悪い事をしたナと思う時もある。上司の欠点より良い所を見られるようになってきたのは、四十歳を過ぎてからかな。
 たくさんの上司を見てきて、ああこの人は問題はあっても、あの人やあのときの人に比べれば遥かにマシ。いいとこあるじゃん。

⑦ エリート二割、グータラ四割

2015年06月25日 21時35分55秒 | 娘ノート
⑦ エリート二割、グータラ四割

 二十日ネズミの集団の中に、くるくる廻る車を何台か入れ、ネズ公が車を廻すと食い物が上から落ちてくる装置を作った。車を廻さないと食い物がない。車を廻すと落ちてくる。すると、みんなの為に一生懸命車を廻す奴、たまに廻す奴、全く廻さないで落ちてくるのをじっと待つ奴が出てきた。
 固体識別すると、決まって車を廻すえらい奴、絶対に廻さないで人の働きで落ちてきたのをバクバク食うだけの奴、だいたい熱心なエリートネズミが二割、一度も廻さないグータラ四割、時々廻す一般四割となった。
 そこで、エリート集団だけをPick up、グータラだけ、一般(普通)だけをそれぞれPick upして同じ規模の装置に入れた。最初のうちはエリート集団は車の取り合いをし、グータラはちっとも廻さなかったが、やがて一ヶ月もすると最初の%に落ち着いてきた。つまりエリート集団の内四割はグータラになり、グータラの内二割はエリートになった。
 社会、集団はエリートだけでは成り立たない。一見役に立たないグータラ集団がいてこそ、社会は成り立っているんだ。グータラが宴会になるとやたら張り切り、座を盛り上げたりする。ネズミ、否人間社会は面白い。