旅とエッセイ 胡蝶の夢

横浜在住。世界、50ヵ国以上は行った。最近は、日本の南の島々に興味がある。

ミャンマー、タバコ事情

2019年10月29日 04時25分08秒 | エッセイ
ミャンマー、タバコ事情

 ミャンマーのタバコのパッケージは、全て同じ。葉巻をくわえた婆の顔、下半分の図柄だ。これって、タバコに嫌悪感を抱かせるのが目的なの?



 他に意図があるのか?赤い部分にLONDONって書いてあるでしょ。これが銘柄です。LONDONは、一ヶ500チャット(35円)、勿論フィルター付き。味は、たいして不味くない。
 ミャンマー人の喫煙率は低い。でも田舎や山岳民族の婆さんが、顔の長さほどある太い葉巻を吸っているのをよく見る。自分は、あの顔中しわくちゃで背中に甲羅が生えていそうな、そうヨーダの妹といった婆さんが好きだ。ホッホッホ、この年になりゃ、男も女もない、怖いものなどどこにもいない、といった風情。

 ミャンマーのベイで、タバコを買った。屋台みたいな雑貨屋さんで、シガレットちょーだい、と1,000チャットを出した。するとおカミさんが、さっと2個出した。1個で良かったのでoneと言って、人差し指を示すと、ハイ、oneですね、とタバコを取り換えて1個渡してくれた。
 そのタバコの赤い部分にONEと書かれていた。銘柄ONEは1,000チャット(70円)の高級ブランドだったわけ。絵柄は同じ婆印です。おカミさんの勘の良いのに驚ろき、訂正するのも面倒だったので、高級タバコONEを買った。これも対して不味くはない。

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