タッコムタン
「タッコムタン」とは、鶏肉と骨からとった出汁を長時間煮こんだスープ料理で、
鶏煮込みスープなどと略されます。
具は割いた鶏肉、ネギのみと非常にシンプルで、
鶏の旨味がぎゅっとつまった素朴で味わい深いメニューです。
ご飯を入れてクッパ(スープご飯)にするのもおすすめ。
食欲のないときでもさっぱり食べられ、
酔い覚ましや夏の栄養食としても親しまれています。
韓国語で「タッ」は鶏を指します。
また「コムタン」とはそもそも、牛のスネ、胸部、膝、内臓と骨を煮て、
味を取ったスープ料理。鶏肉を使ってコムタンのような作り方をすることから、
鶏肉のコムタン=タッコムタンと名付けられました。
決め手はなんといってもスープ。
大鍋で鶏の様々な部位を朝から晩までじっくり煮込み、
自慢の味を作り上げます。黄金色の透明スープは臭みなくすっきりとした味わい
お好みで卓上の塩・コショウ、ニンニク、薬味を入れて
味を調節しながら味わいましょう。
味が濃くなりすぎなければ、最後の一滴まで美味しいスープを飲み干せます。
毎日続く暑さでバテバテ気味のおなかに優しいお料理ですね。
でも、なかなかスーパーでは骨付きの鶏は売ってない・・・
モモ足か鶏ガラ・・・・だね。
工夫してみるか・・・・