
女優シム・ウンギョン、
政権批判映画『新聞記者』で日本アカデミー優秀主演女優賞
女優シム・ウンギョンが映画『新聞記者』で
今年日本アカデミーで優秀主演女優賞の栄誉にあずかった。
今月16日、日本アカデミー授賞式のホームページと
所属事務所のマネジメントANDによると、シム・ウンギョンは
第43回日本アカデミー授賞式の優秀主演女優賞受賞者に選ばれた。
シム・ウンギョンは3月6日、東京で開かれる授賞式で
4名の日本女優らと最優秀主演女優賞を競争することになった。
1978年から始まった日本アカデミー賞は主な部門で優秀賞を授賞し、
授賞式当日に優秀賞受賞者の中で最優秀賞を発表する。
『新聞記者』は日本現政権で起きた政治スキャンダルを通じて
国家とジャーナリズムの裏面を批判した映画で、
シム・ウンギョンは主人公である記者の吉岡エリカ役に扮して
日本語で演じた。
シム・ウンギョンと言われても、誰だろうと思うかも・・・
ただお顔をみると、みたことあるお顔です・・・
ヨンジュン主演の「太王四神紀」のスジニの子役時代を演じた子です。
日本で活動していたんですね。

インタビューで話したことを抜粋・・・
シム:
韓国だけではなく、いろんな国でいろんな経験をしたいなって
韓国だけではなく、いろんな国でいろんな経験をしたいなって
思うようになったんです。そのひとつの国が日本でした。
以前から、日本の文化全般に興味を持っていたんです。
以前から、日本の文化全般に興味を持っていたんです。
なかでも、日本映画から受けた影響はとても大きくて。
中学校の頃に初めて日本の映画を見たんですけど、
それが岩井俊二監督の『リリィ・シュシュのすべて』(2001年)と
是枝裕和監督の『誰も知らない』(2004年)だったんです。
そこから日本の映画に興味を持つようになって、
「いつか日本で仕事ができたらいいな」という夢が大きくなっていきました。
ちょうど2年ぐらい前に、いまの事務所の方とお話する機会があり、
私の仕事についての考え方をいろいろお話しして、
一緒にやっていくことを決めて。
そこから、日本語の勉強を始めたり準備をしたりして、
今回の作品に出演できることになったんです。
反日といわれる韓国俳優・女優も多い中・・・・
こうして日本で活動する女優さんがいることはうれしいことですね。
勝ち気な「スジニ」の印象がありますが・・・
3月6日の授賞式のTV放送で、
彼女の姿を見るのが楽しみです。