
韓国の飲酒文化
韓国人の年間アルコール消費量は10.2L
「酒と健康についての国際現況報告書2018(WHO)」によると、
韓国人1人当たりのアルコール消費量*は10.2L、日本(8L)や中国(7.2L)、
アメリカ(9.8L)よりも多くなっています。
男女別に見ると、韓国の成人男性1人当たりの年間アルコール消費量は16.7Lで
ビール500mL缶(アルコール度数5)に換算すると668缶に相当、
つまり1週間に13缶消費していることになります。
韓国で飲酒可能な年齢は満19歳。2009年の韓国人成人(満19歳以上)の
月間飲酒率*は59.4%、2018年は60.6%とゆるやかな増加を示しています。
男女別では男性は2009年に75.8%、
2018年に70.5%と5.8%減少しているのに対し、
女性は2009年に43.4%、2018年に51.2%と7.8%増加しています。
お酒に強い、お酒好き、という豪快で明るいイメージの裏側には、
アルコール摂取による健康被害、未成年の飲酒、交通事故など、
様々な問題が潜んでいます。
韓国の保健福祉部によると、2017年にはアルコール性の肝疾患などが原因の
死亡が約4,800人にのぼり、1日平均13人がアルコールにより
命を落としていることになります。
またアルコール中毒者が139万人、成人の10人に1人という高い割合です。
特に男性が深刻でアルコールが原因の有病率は21.2%、
成人男性の5人に1人の割合です。
さらに男性のアルコール依存症も5.5%で世界平均の2.6%よりも
2倍の数値となっています。
また交通事故の死亡原因のうち飲酒に関連した割合が、韓国(38.5%)、
日本(32.7%)、中国(35.1%)と各国に比べて高いという数値も(WHO2016)。
2020年からは酒類の広告では、パッケージに芸能人の写真を使用しない、
広告で酒類を飲むシーンを入れないなどの規制がかけられることになっています。
その理由として、飲酒を美化するような表現は避ける、
というもので特に青少年への影響が考慮されています。
飲酒に関して比較的寛大な文化を持つ韓国でしたが、
飲み過ぎ防止のために様々な取り組みが続いています。

最近、秋田では私の大好きな瓶のチャミスルを、見かけなくなりました。
マッコリや鏡月焼酎は普通にあるんですが・・・・・
チャミスル・・・・・
ソウルの屋台で飲んだことを思い出したりします。
春川のタッカルビ屋さんでも飲んだなあ~
★きつねゆりの今日の料理

赤魚のオーブン焼き(塩麹漬け)