きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

『悪の花』

2023-02-06 13:20:42 | 韓国俳優

イ・ジュンギの主演作『悪の花』が、今も大変な人気を集めている。
2020年に制作されたドラマだが、Netflixでも見られるようになって、
さらに注目度が増した。とにかく、イ・ジュンギの演技が素晴らしい。

『悪の花』の物語設定が謎めいていて、とても気になる。
主役のイ・ジュンギが演じるのは残酷な過去を持った男である。
しかし、その過去を隠し通して偽りの夫婦生活を送っていく。
何よりも恐ろしいのは、その過去を暴こうとするのが刑事でもある妻なのだ。
このあたりの設定はゾクゾクする。
それにしても、イ・ジュンギといえば、演じる主役の役柄がいつもスリリングだ。
一筋縄ではいかない男を彼はずっと演じ続けてきた。
2018年の『無法弁護士』もそうだった。
悲惨な過去を乗り越えて拳を頼りに法の世界で暴れまくる男を、
イ・ジュンギが持ち前の強靱な体力で演じきった。
そして、今回は『悪の花』だ。
このドラマでイ・ジュンギは、過去をあからさまにしたら
生きていけない男を演じる。
それが主人公のペク・ヒソンだ。

こういう苦悩を持った男を演じるときのイ・ジュンギには凄味がある。
心の底に溜まった感情を表現できる俳優だけに、
役柄が難しければ難しいほど真骨頂を発揮する。
しかも、そんな不可解な男の過去を暴こうとするのが、
刑事になっている妻であるというところが、二重の恐怖を生み出している。
この妻を演じているのがムン・チェウォンだ。
彼女は、悪役から聖女まで自在に演じ分けられる女優だ。
こうして、イ・ジュンギとムン・チェウォンがドラマの中で巧みな七変化を
見せてくれる。
それによって、『悪の花』はゾクゾクするような傑作になった。

『悪の花』、面白かったですよ。
なかなかない設定とストリーでした。
イジュンギssi、最初は悪役だなって思ってみていたら・・・・
かわいそうな人間でした。
ムン・チェウォンssiも、とてもよかったです。
安心して見れる女優さんです。

今日の秋田は暖かい日です。
寒くなったり暖かくなったりの日々です。