麦の“おかげさまで”

プチ庭のこと、パッチワーク・キルトのことや
 日々の何気ないことを綴っています。

 

ターシャの庭

2005-12-16 | 雑感
とうとう待ちきれず包装紙を開いてしまいました。
自分へのクリスマス・プレゼントは
この本とずっと前から決めていたんです。
早く欲しくて購入し
でも絶対クリスマス・イヴに
じっくり感動を味わおうと思っていたのに~もう待てない!
どこまでも続くマーガレットの白いじゅうたん
ところどころにのぞくヒメジョオン
のびのび走りまわるコーギ犬
夢いっぱいの ターシャの庭

NHKで放送され、たくさんの人の感動を呼んで
何度も再放送された
ターシャの庭  ~喜びは創り出すものよ~

    ターシャの庭 Tasha s Artistic Garden
ターシャ・テューダー
リチャード・W・ブラウン 写真
食野雅子  訳

絵本作家でもあるターシャ・テューダーは
19世紀の農村のシンプルな生活様式に良さを認め
それを実践してきた女性です。
「コーギコテージ」の前に広がる花園は
ターシャが何十年も掛けてこだわり作りあげたもの。
30万坪もの敷地を切り拓き理想の花々の楽園にするには
並大抵の苦労ではなかった筈です。
でもターシャはそれを楽しみ、喜びにかえて成し遂げました。
  ~喜びは作りだすものよ~
ターシャならではの、何と重みのある言葉でしょう。

90歳のいまでも大好きな薔薇作りの勉強をかかしません。
ターシャの自然体の生き方に憧れる人はたくさんいるでしょう。
しかしそれが出来る人は今いるでしょうか。
ボタンひとつで何でも事足りる現代の世では
無理からぬ仕様かもしれないですね。

彼女の慈しみ育てた花々・木々そして動物達・・・
この本のどのページにも愛情がぎっしり詰まっています。
今宵はこの本を抱いて眠りたい。
ターシャの庭が夢に出て来ます様に!!!


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