現地指導に・・
ニンニク 圃場
葉色が薄く、黄色くなっている葉もありました。
炭素、カルシウムが不足していることと浅植えしているので、大きくならいですね。
ニンニクは、最低気温にあわせて植え込み高を決めます。
耕作者に最低気温がどの位下がるかを尋ねるとー4℃位まで下がるということでした。
ニンニクはどの深さに定植するかがポイントです。
最低気温により深さが左右されることを説明すると
「そうなんですか?」と言われていました。
適正な深さではなかったので、
土を盛らないと大きく育たないですね。
そこに必要な酵素、ミネラルを散布していけば良いニンニクに育ちます。
ほうれん草のハウスです。
生産者の方は、「最初から普及員の支持のとおり造ってこの状態です。」と言われていました。
「カルシウムが不足していますね。」と私が言うと、生産者の方は「土を分析したところカルシウムは、規定量よりかなり多く含まれているので、あげなくていいと普及員の方が言ってました。」とのことです。
「土にいくらカルシウムを含んでいても、水に溶出しないので植物は吸い上げません。貝殻や卵の殻を撒いても水に溶けない限り、植物は吸えないのです。カルシウムは、pH10以上の環境で水に溶出する性質をもっているので、その環境が無い限り、植物に与えることが出来ないのです。
一番手っ取り早く出来るのは、石灰です。pH11以上の石灰はその環境だから、水をかけるとすぐに解け始め、植物に与えることが出来るので、植物は元気になりますが、pHが高すぎる為、土中菌も殺してしまい、土はだんだん固くなります。
どうして、県の専門家である普及員がそんな当たり前のことを知らないのか?不思議ですね~。
生産者の方もショックを受けています。
ナサラミネラルのみを散布しただけのほうれん草は
生産者の声「1列だけ試しにミネラルだけしか与えていないところの方が、非常に良い状態で、今まで育て中で1番の出来です。普及員の指導してもらったところと面積を反対にしていれば、良かった。こんなに差が出るとは思わなかった。大量に肥料も上げてお金を掛けていいものにならず、少量のミネラルだけで、お金もかからないのにこんなに差がでると・・」と言われていました。
指導をして、生産者の育てているものを駄目にしているような指導は、やめて欲しいものです。生産者が可哀想でなりません。
私も生産者の一人として、もっと勉強をして欲しいと言いたいですね。でも、仕方が無いのかも知れません。教える人が知らないので、その生徒が知るはずが無いからね~。
ここからは、ミネラルと酵素を散布していけば、良い物になりますね。
期待できそうです。
次は、椎茸栽培の所へ
確かによく椎茸が収穫できているようです。
もっと良い椎茸にし、収量を上げるには、潅水する際にミネラルと酵素を希釈した水に潅水をするととても美味しい栄養価の高いものが出来上がり、収穫が終わる時期から、更に3サイクルは、収穫が出来るようになります。そして、光の波長が菌には、必要です。遠赤外線の波長を与えると更に活発に活動します。IKK触媒を少量与えるともっと良くなりますね。と説明しました。
早々に実施するようです。
ここの椎茸もナサラ椎茸として、最高のものが育ちそうです。
楽しみが増えましたね~!
何より期待したいのが、無添加ワインです。
ナサラの葡萄が出来上がれば、市場にない酸化防止剤を添加しないワインが出来上がります。今後の期待ですね。
これは、国内初、世界初かも・・・
帰りに写した富士山です。
さすがは、日本一と言われるだけ有り、いつ見ても美しいものです。何回見ても厭きない!