ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

畑作業・・

2010-04-20 07:25:34 | 農業
今日は、朝からが降っています。
天気予報では、午後から降る予定でしたが、かなり早く降ってきました。
耕起する予定が、この雨で変わってしまったね~!

天気が相手では、仕方有りませんね。

今日は、資料造りに取り組みます。
さて今日も一日頑張っていこう~!

蜂を

2010-04-19 23:12:21 | 農業
今日は、て良い天気になりました。
裏の畑に、久々に蜜蜂の姿を見ました。・・嬉しいですね~!
しかし、数匹しか見ませんでした。
平年の十分の一の姿です。・・何処へ行ってしまったのか?

圃場へ腐植を散布しに・・2反部の圃場です。
散布量は4m3分です。今年で4年目の連作するシモン芋圃場です。
今年も大量になるのかな?
毎年、増えていっています。
昨年は、6t以上の収穫でした。今年は8t位いくのかな・・?

連作が出来ないと言われるシモン芋でも、土造りをしっかり行うと、土も年々フワフワになり、連作も可能で、収穫量も増えていきます。
ジャガイモも6回連作していますが、年々良いものになり、収穫量も増えていっています。

明日は、耕起をします。

資料造りもしなければ・・畑も・・何かと多いですが頑張らないとね!

富山、新潟では

2010-04-18 20:06:34 | 近況ニュース
桜が満開でした。とても綺麗でした。
山道では、まだ雪が積もっていたり、雪で通行止めや土砂崩れのため通行止めになっているところもありました。
雪が深いところは、何かと大変ですね。

まだ寒く感じるのに、シロカキをしている田もあり、早く寒くなるところは、田植えもはやいですね~!
ところ変われば・・

しかし、良い米を造るには寒暖の差がないと美味しい米が出来ません。
そういう時こそ、活躍となるのが、ミネラルと酵素です。
暑さや寒さの影響に、かなり効果がでます。

野菜なども、皆さん凄いと言われていますね。
寒いところの人は、特に感じているようです。

良いものを目指し頑張って欲しいですね。

梅の枝を

2010-04-17 21:46:15 | 農業
雪で枝が折れてしまい、どのようにしたらよいか?

写真でしたが、見せて頂きました。
真っ二つに折れ、裂けていました。

このように枝が折れてしまった対処は、裂けた部分全体にミネラル81を300倍希釈で、よく散布します。
その後、ナサラ腐植にミネラル2000倍希釈と48Sを500倍希釈した希釈水を投入し、団子のようによく練り上げます。
折れた枝を元の位置に戻し動かないように固定します。
しっかりと固定できたら、練り上げた、腐植団子を枝に巻き付け、麻布等でしっかりと保護します。

これで完了です。

後は乾燥させないように、2週間に一度、その巻き付けた腐植団子部分にミネラル3000倍と48Sを1000倍希釈混合水を散布していけば、復活できるようになります。

早速実施するようです。


早く回復するといいですね。

富山へ

2010-04-17 18:31:17 | 農業
今朝は、晴れて良い天気で車を走らせました。
岐阜から富山にはしかかると雪がちらつき、平野部の差があまりに違うのだな~と今更ながら、感じました。

南砺市のサービスエリアでイベントを行っていました。その周りでは、桜が満開に花を咲かせていました。
平野部では、もう散ってしまい。

一月違う感じです。

昼食を済ませ、打ち合わせをしていました。

結実

2010-04-16 18:51:11 | 農業
今朝は、鈍よりとした曇り空です。夕方から雨がパラパラと降り出しました。
今日も資料造りに追われています。
質問も最近多いので、回答についても多くなってしまいます。

質問内容が多いようなものは、ブログで紹介したいと考えています。
畑が始まり出したので、耕作する種類によって、定植する倍率は、どのような倍率で散布すればいいのですか?という質問も増えてきています。
基本的には、定植時にミネラル2000倍希釈と酵素500倍希釈の混合液を散布するように答えています。
どこでもスタートが始まりだしたということですね。

心配な事は、梅や桃などの結実している状態が平年より少ないと言われる方が多いようです。結実を今から増やすことが出来るのか?という質問もありましたが、開花し受粉したものが結実しますので、その開花時期に受粉してなければ、今となってはどうしようもありません。やはりその時期、タイミングです。そのタイミングを逃すと何とも仕方有りません。幾らナサラでも、こればっかりは、なんとも出来ませんね~!
昆虫がいなくなったせいで、受粉もしません。このままでは、人の力で受粉させるしか方法が無いですね。そのうち蜂ロボットも出来てくる時代が来るのかも知れませんね。

そして、「蜂の姿が少ない、見ない」と言われています。
全国どこでもいえることかも知れません。
しかし、本当に大変なことです。本島で見れなくなると本当に危険ですね。


このままでは、蜂を育てなければならないのかな?
今後が心配になりますね。

早く農薬量を減らす。最終的には散布しない方向にして欲しいものです。


腐植について-2

2010-04-15 17:58:48 | 農業
腐植を作る際に、温度が上がらないといけないと話をされましたが、何故温度が上がらないといけないのでしょう?また、どうしたら温度が上げられるのか?教えて頂きたい。という質問がありました。

自然界での広葉樹林帯において、枯葉や枯れ枝が堆積し、腐植層を造り上げます。そして、その腐植層は、菌や微生物により分解されて出来上がります。菌による分解、その時の発酵により発酵熱が起こります。この発酵熱が60~90度位にまで上がります。この熱により炭化されることになります。ですから、炭素量も多く、山で出来上がる腐植は色が黒っぽい色になります。温度が上がらないと炭化していないので、色も黒くなりません。黒くなっていないということは、出来上がっていないということになります。芯まで炭化せれなくとも腐植層では、陽イオン交換膜の作用により、嫌気性菌によるメタンや硫化水素は出てきません。また、表面が炭化することにより、嫌気性菌が繁殖出来ない環境化にあります。炭化しているとpHは高いものになるため、菌が入り込めない状態になります。木を焼いて表面を焦した状態を想像して頂いた方が良いのかも知れません。その表面を取ると芯がまた菌やバクテリアにより分解がされます。しかし、先程の陽イオン交換膜の出来上がった中では、嫌気性菌による分解でなく好気性菌による分解が起こります。
このようなことが起こることにより、温度が上がらないといけないことになります。温度が上がっていないものを土中に入れると土中で発酵し、酸素が供給できない粘土やシルト質においては、硫化物になり、メタンや硫化水素を発散し、植物が育たない環境を作り上げてしまいます。そして、その現象になる過程で、腐蝕している環境、腐っている環境という方が分かりやすいですね。その環境が出来上がったことにより、コガネムシやシマミミズなどの小動物が餌として発生します。畑にコガネムシの幼虫が多いところは、土中で発酵させているところです。「根を齧られた」といってその幼虫を掘り起こしては、潰している方がみえますが、その原因を作っているのも自らしたことなのですが、その方は「なんでこうも根きり虫が、内の畑は多いのか」と言われていました。結果があるということは、必ず原因があります。それも自分が蒔いた種ですね。未完熟の腐葉土や堆肥を土中に入れては、コガネムシの養殖場を作っているのですが、本人は気付いていません。
完熟させた腐植層では、コガネムシの餌が無いので発生はしません。菌により分解される時に出来上がる酵素や糖などを餌にしています。だからこそ、しっかりと完熟させないといけないですね。
完熟させていないところにおいての広い面積のところは、あちらこちらにあるものです。その中で、以外に多いケースを話しましょう。ススキなどの植物が沢山ある湿地や低い土地のところを埋め立てる際に、植物が生息している常態のままで、埋め立てられてしまったところの圃場では、粘土やシルト質の場合、酸素が入らない状態になります。良い土質であっても1m以上埋め立てすると酸素が入らなくなります。そこで、何年も月日が流れ、硫化物が出来上がり、メタンや硫化水素を発散することになり、水稲では、花が咲く頃には、枯れてしまったり、作物も収穫前に腐ってしまっています。暖かくなると作物が腐っていってしまい、どうしてなのかということがあります。見にいくとこのような埋立地の圃場が多いですね。硫化物になる要因をつくるから、このような現象が起きてしまいます。ここで、危険なことは、大量に植物が埋まっていると硫化水素の発散している量が、人体に危険な数値がでています。畑で作業していると気持ちが悪くなったり、頭痛がするといったことがあるといわれていましたが、大変危険なことです。摂取量が多いと死に至ることにもなります。硫化水素やメタンが発散していると独特の臭いがするのですが、その臭いに気付いていないのが危険です。臭いのことを尋ねると「数年前から、このような嫌な臭いがするようになった。」と言われます。気付いていないのでなく、臭いを知らなかったようでした。
こういったケースの処理は、メタンや硫化水素を二酸化炭素にすることによって回避できます。
ミネラル81を500倍~1000倍希釈で散布することで解決できます。また、土中菌の活性をし、土を陽イオン交換膜をつくりあげると土中で、発生しても土中内でその処理ができるようになり、発散を完全に防ぐことができます。その為には、有機物をすき込み、18Gを300倍~500倍希釈で散布し、ミネラルも散布するとその土地でも、ちゃんとした野菜が作れるようになります。
土が陽イオン交換膜を持つ土になっていれば、こんな現象も起きないといえます。また、一番必要なのは、現在山で出来上がる伏流水にミネラルが少ないからこそ、川や海のミネラルも減ってきていることになります。農業で使用される、NPKや農薬を大量にしようすることで、環境破壊を引き起こしています。温暖化の促進もしているといえるでしょう。そこに必要な浄化方法は、ミネラル成分です。そして、田畑から汚染させるものを大量に垂れ流ししている現状から、土を山の腐植層と同じ役目、それ以上の効果を持つ土造りをすることで、土中に含まれるミネラルを溶かし込み、地下水にミネラルが含まれことになります。地下水も綺麗に浄化し、流れ着く海も浄化していきます。汚染させる農業から環境を守る、いや環境が蘇る農業へと変わらなくてはなりません。この土造りが、基本中の基本になる訳です。昔の農業は、この土造りの理論に近いことをしていました。だからこそ、家の横に流れる小川にも魚が住み、その水を使い生活していた分けです。
今では、家の近くを流れる川の水は、飲める水がほとんど無いのが現状です。地下水すら硝酸態窒素が含まれている環境化では、守るどころか汚染させるばかりです。
そして自然界で、嫌気性菌により出来上がる役目をするものが、ミネラル81です。このミネラルが、自然界で出来上がる硫化鉄の役目をはたしています。従って、腐植を作る際には、全く嫌気性菌が入らない状態でつくり上げることが重要で、好気性菌による分解だけを考えることが必要になります。木のチップが細かくしすぎると水を含むと酸素が供給できなくなります。逆に荒いチップで作ろうとすると直ぐに乾燥し、湿度が取れないのと分解に時間がかかり、しっかりとした陽イオン交換膜ができなくなり、鉄が還元されていく際に必要な栄養素が補えなくなり、作ることが出来ません。ここでも、バランスが必要といえるでしょう。そして、チップの温度を上げるためにも山を1.5m以上にしてあげないと温度がしっかりと上がりません。枯葉だけでつくる場合は、低くして作らないといけませんが、温度管理や散布や酸素供給について、大変な作業になりますので、枯葉だけの腐植つくりは、進めることができません。木のチップでつくることが、簡単で、しっかりとしたものが造りやすいと考えます。自然では、薄い状態で枯葉は、腐植になっていきます。
 そして、家畜糞を堆肥にしたりするさいには抗生物質が大量に使用されているので、この処理も温度が必要です。70度以上にあげることが基本となりますが、私は90度以上にするように指導しています。抗生物質以外にもホルモン剤や添加物が含まれているからです。ほとんどの農業家での使用は、発酵も十分させず、使用しています。ということは、温度を上げていないことにより抗生物質がそのままの状態で田畑に撒かれている事になります。只さえ、農薬を散布したりしているのに、家畜糞の中にも多く含まれているのですから、とても安心なものが出来るとは考えにくいですね。
酷いところでは、今、したばかりの糞ではないか?と思うような湯気がたっている状態のものをダイレクトに、しかも恐ろしい程大量に入れているところもあります。硝酸態窒素圃場の完成版といったところでしょうか。そのような圃場で出来上がった作物は、2、3日で蕩けるように酸化していきます。腐っていくという進行より、とても早い変化に驚きというより、危険を感じます。そのようなものを「内のは、完全有機栽培で最高の野菜です。」というから尚、恐ろしい気がしました。
「苦味があるからちゃんとした有機だよ」とも言われていることにも驚きを感じます。苦味があるということは、硝酸態窒素量が多いことになります。このような農業をいつまでもさせていては、消費者の皆さんが、食べることで色々な病気になることは、間違いないでしょう。原点である生産者をちゃんとした教育をしていかなければ、国民を守ることも出来ません。また、只でさえ医療費が嵩む経済を根底から換える必要があります。バランスの取れた良い物を摂取することで、健康な体を造り上げます。直ぐに酸化させてしまうものを摂取すると体もどんどん酸化させて行きます。医療現場では、まだまだ人手が足りないような現状なのに、患者は増えるばかりです。早急な対処が必要であるように思います。このような現象を止めるのを辿っていくと原点が土にあると言えるでしょう。そこには、原理原則が必ずあり、腐植がどれだけ重要で、しっかりとした知識がないと全く作れないということになります。堆肥や腐葉土の生産メーカーもしっかりとした知識を付けて造り上げて頂きたいものです。


2010-04-15 17:10:31 | 農業
今日は、曇っています。
午前中は打ち合わせがあり、水耕栽培についてでした。
午後から畑に行き、梅ノ木を見ると実が付いていましたが、平年より少ないようです。
何かが、おかしい様子です。

近くの桜を見ても、いつもと違う・・蜂がいない。
受粉がしっかりと出来ていない。

良く見ても蜂の姿が全くありません。
どこに行ってしまったのか?

蜂がいないと受粉がしっかりとしません。
植物は、進化の過程で昆虫と共存することにより、沢山の種類が生まれてきました。勿論、昆虫も植物と同じように沢山の種類を増やしてきました。その生態系が崩れて行っているように感じます。

これは、農薬の可能性が高いと考えます。
このままでは、日本の果樹が危ない!
そして、気温も早くから暖かくなり、暖かい日が長く続くことにより、果樹にも変化が出てきたいます。特に柑橘類や梨には、大きく出てきています。
そこで、更なる危機ですね。

何らかの対応策を考えていかなければなりませんね。

害虫予防として、農薬を大量にしようすることも何とかしなくては。


桃の開花から結実へ

2010-04-14 22:58:17 | 農業
今日は、良い天気でしたが、気温は低く少し肌寒い日になりました。
打ち合わせが続き、一日が終わってしまいました。

結実してからは、ミネラルと酵素を散布すれば、必ず散布しただけの効果は現れます。
大きくなってからもあげただけ効果がでます。
細胞は蛋白質で出来ています。蛋白質はアミノ酸からできていることから酵素に含まれるアミノ酸が、細胞に効果を出していきます。そのアミノ酸も細かくなればなるほど効果が現れます。導管と導管の間にも細かい穴が開き、通過できるような構造となっているので、その穴の大きさは、1/10μm以下です。非常に小さな穴で導管を繋いでいるので、細かいほど吸収されりことになります。
48Sは酵素と言っていますが、酵素だけでなく植物に必要な栄養素が沢山含まれている分けです。勿論、ミネラル分も沢山含んでいます。それは、植物から抽出したものだからこそいえるわけですね。
カルシウムもカリウムもイオウ、リン、鉄、銅、亜鉛、ヨウ素、セレンなども含まれていることになります。
山や野にある植物だからこそ、自然のものといえることとバランスが取れていることになります。春夏秋冬の植物を使用することで、更なるバランスが取れていることになります。

可愛がって育てて下さい。その思いが、また更に良いものとなると思っています。
喜んで頂ける人のために、環境を良くしていこうとする思いが、きっと素晴らしいものにしてくれます。


山へ

2010-04-13 21:13:51 | 農業

今朝は、て良い天気になりました。

午前中、化粧品メーカーの方と打ち合わせをしました。

いろいろな製品やその話について、説明すると・・喜んで頂けたようです。

 

 午後から、山へ行きました。

 山はまだまだ冬山でした。

平年とあまりかわらないようです。今年は、暖かいので少し早いのかな?っとおもっていましたが、木の芽も出ていません。

山道は、まだまだ雪があり、雪が積もっていて、4WDでも行けない程の雪でした。

やはりゴールデンウィークまでは、雪が溶けないようです。

違う山を見てきましたが、同じく雪がまだ沢山積もっています。

平野部との違いが、かなりありますね。山の桜もこれからです。コブシが、少し咲かせているくらいです。

白樺が「まだ早いよ」といっているようでした。

 

高い山では、まだ春が訪れていませんね。

 


2010-04-13 00:29:48 | 農業
桃についての質問ですが、対処はばっちりですね。
気温や気候などに影響されてしまいますが、自然界の自然の木のものは、気温に影響されません。それは、ちゃんとした栄養バランスを摂取しているからです。
菌と酵素とミネラルと光の4つをしっかり取っているからですね。
畑で、一番不足してしまうのが、酵素とミネラルです。そしてその中でもカルシウムが一番足りなくなりますね。
ミネラルによって、沸点と凝固点の差が大きくなります。従って、気温による被害が減ります。0℃で凍る水が、ミネラルを含むことで凍らなくなります。ミネラルの原液はー15度でようやく凍ります。沸点は120度になります。このようなミネラルを吸収させることにより、気温が通常より高くても低くても、その差を植物が感じなければ、すくすく育ちます。
試験圃場に昨年の春に植えていたトマトが、雪の中でも今年の1月まで実が付いていたのもそのせいですね。

頑張って、最高の桃を育てて欲しいものですね。
分からない事が、ありましたら、何時でもご質問下さい。
皆さんが喜ぶ、最高の桃が出来上がることを祈念致します。

腐植について

2010-04-13 00:11:09 | 農業
腐植は、完熟させないといけないという話でしたが、粒の大きいものを割ってみるとその中は、まだ木の状態でした。完熟といって完全に完熟していない状態のように見えますが、どうなんでしょう?と質問がありました。
そうですね。その通りです。全体の1%以下ですが、そのような状態の物が含まれています。それは、どうしてか分かりますか?・・それは、自然界がそうなっているからです。自然界では、落ち葉だけが、腐植を造り上げるのでは無く、枯れ枝もその役目をちゃんと果しています。枯葉は、1年で腐蝕してしまい、腐植層を造りあげ、陽イオン交換膜状のものが出来上がります。しかし、その役目は、飽和状態になると無くなってしまいます。枯葉が重なり合い、酸素が入らない状態のところは、硫化物となり、雨によって染み込み、土中の鉄分を一度酸化させます。そこで生まれるのが硫化鉄です。酸素が入るところでは、勿論、好気生菌である白色腐朽菌等の分解により、酵素や糖、アミノ酸が出来上がり、その硫化鉄が還元されていく状態で、不安定状態になりフミン酸やフルボ酸、炭素等と結合し、-の電子を持った物質ができあがります。この物質が、+電子を奪う、陽イオン交換膜になります。全て枯葉ばかりでは、その出来上がったものだけの要領しかありません。雨が降るたびに吸着し続けると+電子を奪えるだけの要領が飽和状態になります。そこをカバーするのが、枯れ枝です。芯まで腐蝕していないからこそ、分解の残った枯れ枝を白色腐朽菌が更に分解し、そこで出来上がったもので補充して、又+電子を奪う物質が増える分けです。
菌や虫が、枯れ枝をつくる、その役目をしていることになります。又、風などにより痛められたりしたりしても枯れ枝をつくります。虫や菌、そして風も全て無駄では無いわけです。ですから、完熟した腐蝕にも、芯が残っているものもあるのです。それが、自然界の循環であり、バランスといえます。枯葉だけで作るものは、その枯れ枝が無いため、飽和状態になり、役目を果さなくなります。
芯が残っているのが多すぎると土中で発酵し、悪くなります。微量だからこそ良いといえる分けです。全て自然界のままの状態だからこそ、自然でありそれが完璧といえるでしょう。
自然が観えない人には、完璧なものは出来ません、又バランスも分からなくなります。その一点だけ見るからこそ見えなくなる。山全体を観ない限り、本物の答えが見つかりませんね。
医療もそうです。その単一のものだけで、治そうとするから、本当に直るのもがあっても、それが診えなくなる。大自然は、そのことをちゃんと教えています。自然こそ最高の教科書であり、最高の辞典であるといえるでしょう。
私の真の師匠は、山、川、海、空、風、火からの大自然です。
地に足を付けていても、足元を観ようとしないから自然が観えないのですね。そう、ただ足を付けるだけでなく、その感触、軟らかさや温度、そして流れるような気・・です。
山に行き、そこで腐蝕の良い香り、様々な木などの香り、そして気の香りを楽しみ、自分の頭の中が空っぽになった時・・無になるというべきか? その時にいろいろ観えるようになると思います。そして、自然はちゃんと教えてくれます。また認めてもくれます。それは、植物も動物もそうです。座っていると肩や頭に鶯などの小鳥が止まり、目の前にウサギや狐、狸、鹿、猪なども姿を見せます。そして、その動物達は、笑顔で答えてくれています。特に鹿は、目の前でいつまでもいますね。優しい目をして、何かいいたいのか?・・何分もじっと見ています。立ち去る時も一度振り返り、ゆっくりとはなれていく姿は、何か寂しい感じもします。何故なのか・・懐かしい感じにもさせてくれるのです。
人でもないのに、そして初めて行ったところの山でもそうでした。このようなことが数回ありましたが、不思議にかんじますね。でも偶然でなく、必然だと思います。もしかして・・山を守って欲しいと言いにきたのかも知れませんね。
最近は時間に追われて、山に行く時間がなかなかないですね。
近いうちにまた山に登らないといけないですね。
大きく大自然を観るために。
そして、自然の恩恵を受けるために・・

桃の花

2010-04-12 07:09:33 | 近況ニュース

今日もが降っています。

昨日、桃の花も綺麗に咲いていました。

 とても綺麗な赤い花びらです。

照手桃(てるて)の紅という品種です。

その他に、白、姫が咲き、源平、源平しだれ、矢口、寒白、寒桃、菊桃等、沢山の品種の桃の花が色鮮やかに、咲いていました。

なんともいえない桃の花の香りが、またまた気分を良くしてくれます。

 

土がまだ固いので、弱りやすいので、コスカシバが入っている木がありました。

早めに駆除しておかないとね。

 

さて、今日も一日頑張っていこう~!


桜の回復

2010-04-12 00:33:31 | 農業

桜の腐蝕しているところを再生させる処理をして、その後・・

 

桜の腐蝕しているところを削り、復活させる為の処理をしてからのものです。

昨年、菌による腐蝕をしていたところを削り取り、その後ミネラル100倍希釈したものをその削り取った部分を散布し、殺菌処理をしたのち、ナサラ腐蝕にミネラル1000倍と酵素500倍の混合液で練り、ボチのようにしてその削り取った部分に巻き付け、最後に麻布で落ちなくしておきました。

その後、1年後が下の写真です。

 下から樹皮が出来てきています。順調ですね。

 

2年前に実施したところの写真です。

 かなり樹皮が腐蝕していた部分を覆い、良い状態になっています。

下の写真も2年前に処理したものです。

 ここもかなり巻いてきています。

全部、巻くまでは後3年くらいかかりますね。

若い木だと早いのですが、樹齢80年以上も経っているような桜は、時間がかかります。

下の写真も2年前に処理したものです。

 ここの穴は、腐蝕を詰め込み、中で、根を生やす様にするやり方です。

根が幹になっていきます。

桜は、切り方と処理をしっかりしないと枯れてしまいます。

枝を切る際も、どこの部分で切り落とすのか、ちゃんと樹皮が切り口を巻き込む部分で、切らないとそこから、菌や虫にやられてしまいます。

梅は、少々どこを切ってもあまり問題は、無いですが・・桜は、分かっている人が切らないと枯れてしまいます。

切るところが悪いと樹皮が巻かず、虫に入られてしまいます。

ここからの処理は、幹と枝のところに筋がついているように見えるところを切り取り、幹の樹皮を少し傷をつけるような感じで切断し、ミネラルを100倍にして、散布し処理します。そうするとちゃんと樹皮が巻くようになり木を守ることができます。

桜の木は、切り方が難しいですから、もし切るようなことがある時は、相談してくださいね。大切な木は、特に慎重にしなければなりません。

 

 


加東市

2010-04-11 23:31:00 | 農業

今朝は、雨がパラツキ、桜の花びらが散ると同時に風が舞い、桜吹雪の中、車を走らせました。

ワイパーが拭取るものは、雨と桜の花びらです。

寂しいようで、心地良い気分にしてくれました。

 「吉野」の花びらは、風流ですね。

「陽光」の花びらも散らせていました。

数日で、かなり変化していますね。

これからは、八重の季節です。 曙や寒緋、紅虎の尾、紅彼岸、紫等いろいろな八重の姿が楽しみです。もう咲いているものもありますが・・弓削や楊貴妃も綺麗ですね。

皆さんもいろいろな桜を楽しんで下さい。