コブリはカニカマの夢を見る…

手指の違和感から上肢局所性ジストニアとの診断 書字困難で余儀なく廃業 同居猫もいなくなった元小動物臨床獣医師の長い独り言

取調室

2012年08月11日 | 日記
お呼ばれしたので 行ってきました 野方●■署

一階の受付で 署内通行証をつけさせられ

エレベーターで3階 交通課まで

通されたのは…

「取調室」!!

デパートにある乳児と一緒に入れるトイレより

もっと狭い

机と 向かい合って椅子が2つあるだけの部屋

これで 扉を閉められたら コワイという空間…

前回は 現場での実況検分

今回は 「調書」を取ると言う…

調書は取調室で取るのね……

文字通りだわ…(感心している場合じゃない)



ま なんにしろ

十年以上前に 同じようなかたちで 

左から急に出てきた軽貨物を避けきれずにぶつかった時は

こんな面倒くさいことは無かったんだよなぁ

実況検分の現場でも今回でも

警察官の言葉の端にのぼるのは

「大きな事故だから…」

「怪我が重いから…」

だけど 軽貨物との事故の時だって 同じなんだな…

あの時は7mくらい 空中遊泳して

同じように骨折で全治3ヶ月だった

今回は ボテっと右に転けて

骨折した 

むしろ 今回の方が 事故は小さいように思うんだけど

なぜ 今回は面倒なのか???



調書は 自分や相手の確認から始まって

どうなって事故に至ったか

どうしたら避けられただろうか

等々 粛々と作成されてゆきますが

お上を不機嫌にさせて もっと面倒になるとイケナイので

気を使いながら 所々で 探りを入れてみた結果

警察官から 信じられない言葉が…

「この調書は 東京地検に提出するから…」

東京地検 ??????

トウキョウチホウケンサツチョウ ??????



事故当日から

もう 扱いはまるで犯罪者で

「あんたも被疑者になり得るんだから…」

などと 物騒な言葉が出てきてはいたのですが

探りを入れた結果をつなぎ合わせると

どうも こういうことらしい…






道路交通法において人身事故の場合

全治2週間程度以上の重傷 (つまり打撲より重い怪我)では

自動車運転過失傷害罪 という 罪に問われることになって

それこそ文字通り 刑事事件の犯罪者という立場になり

刑は 実刑から罰金~不起訴まで ということらしい

その刑事事件の調書を取っていたということ

ハナシは 思っていたよりデカかったぜぇ~



この 自動車運転過失傷害 という罪は

ここ最近決まったモノなので 

ワタシの 以前の事故経験は役に立たない

なーんだ

てっきり ワタシは実況検分調書だと思っていたんだけど

被疑者/被害者調書だった…

え?

ということは 今後は地検から呼び出されるわけ?

「はい 数ヶ月後に 呼び出されます」

との またまた 有り難い警察官のお言葉…

「たくさん書類を書くからね~」ってさ…





一応 ワタシの立場は「被害者」となるらしい

けど

なんだか 尻の座りが悪い日が続きそう…




飲酒ひき逃げ死亡事故なんかの厳罰化の中で

悪質な場合は いっそう罪を重くして

という過程で出てきたと記憶している

自動車運転過失傷害罪

むかしは 業務上過失傷害 だったんだよな…

うーん

世の中 面倒になったもんだ

面倒にしたのは
 
アホで悪質なヤツらなんだけど

そんなヤツらのあおりを こんな所で受けるとは

思いもよらなんだ…

自身の躰を授業料にした学びは

何かの役に立つのだろうか?

立つわけ ない…な…




文字通り 骨折り損のくたびれもうけ 










しゃれにも ならんぞ





























コメント
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