コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

ナンと言う?

2013年06月14日 | 日記
ナン と言う?

インドのパンじゃありません…(汗);



すべての爪が この長さまで伸びている

伸びているのを知っていて

そのままにしている

「可哀想と思いませんか?」

と 問えば

「思いますけど ワタシも%#'&%"!・・・・・・」

わけのわからん 言い訳が返ってくる

動物が この長さの爪で暮らしやすいわけがない

ソレを知っていて 放置して 言い訳する…

ソレを ナンと言うか? と聞いている!

おい 飼い主! アンタに聞いてんだ!



金も 時間も 決して無いようには見えない

送迎してくれる トリミングサロンに頼むという手もあるじゃないか…

なぜ ソレをしない…?

「思いますけど 母が#$%&で ワタシも#$%&で…」

要領を得ない…





継続して使わなければ 悪化して取り返しのつかない事になる薬

知っていて 取りに来ない

たまに来るから そう説明を繰り返すが

また 取りに来ない…

そんな飼い主もいる…



ソレを ナンと言う?




教えてあげよう

ウチでは コレを ソフトな虐待と呼ぶんだ!

アンタは 動物を虐待してるんだ!






だいたい そう言うと コノ手の飼い主はアッサリ切れる…

「虐待だと! なんてこと言うんだ!」と切れる…

切れるんなら爪くらい切れ!






そして

爪が折れて血が止まらない と 夜間救急往診を呼びだし

投薬せずに最悪の状況になってから

「なんでこうなったんだ?」と平気で言うんだ…




飼われている動物は 決してモンク言わないよ

あまりに哀れだ…









コメント (2)
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