日本アカデミー賞 優秀作品賞 受賞五作品のひとつに
「前編」 が選ばれております
そして 最優秀主演男優賞 には 佐藤浩市
わずか 7日だけの 昭和64年に起きた事件
だから ロクヨン っと・・・
BGMじゃなくて 予告編 であります
以下は 映画とは無関係であります
ワタシ個人の体験でありまして
またまた
読んで楽しい話とは ほど遠いものでありますので
どうぞ 読み飛ばして下さいますよう お願いいたします
ワタシには
小渕さんが 「新元号」 を 掲げたシーン以外に
「ロクヨン」に 特別な思いがあります
正確には わずか7日 の間の出来事ではありませんが
その 昭和が平成になった頃
ワタシは 警察庁 の 「技官」 でありました
捜査現場に出ることはない
警察庁 という
お国の中の組織の 研究所 の 研究職
肩書きは 技官 とはいえ
一番の ぺーぺー でありますれば
仕事と言えば 来客があれば すっ飛んでって
お茶汲み コーヒー が お役目・・・
ですが その日は まさにTVドラマのようで
まだ 事件の発生すら知らず
勿論 現場からの要請も無い中
TVの昼のニュースで 概要を先に知りました
「宮崎事件」
そう 連続幼女誘拐殺人事件 であります
二年目の若造 でしたが
末席ながら お茶くみ以外に 携わらせて頂きました
鑑定物件である 「灰じん」 を
ひろげて 目的のモノ を 探す作業
ほとんどがゴミで

(画像は無関係)
灰の中に
たくさんの 缶ジュースの リングプルが混ざっていた光景が
今も眼に焼き付いております
DNA技術が 確立されていなかった当時
「思慮するに確たる根拠」 を探し出し
現場には
「簡易鑑定の結果 該当者の骨であると考えるのが相当」 と 連絡
この事件は 不可解で 訳がわからず
そして ワタシの中で 消化しきれていないまま
宇宙人の弟が 法務大臣の時 執行書にサインして
国の名の下に 刑は執行 刑死させられました
今でも なーんとなく 消化できていません
それが ワタシの ロクヨン時代の記憶
そして 今
あの時を また 思い出しました・・・
昨今は 同じマンション内でも
ランドセルを背負った ガキどもは
コチラがかける 「こんにちは」 を 無視するよう教育されていて
「オメーらが
今のオメーらと 同い年の子供を持ったとき
ニッポンは 終わるぞ!」 っと 思っていましたが
もう すでに 我々が 終わらせていたのですね
ワタシは 挨拶の声がけは 止めません
が
君らが 無視しても もう ソレでイイと
そうなったコトを 詫び そして 謝ります
「道徳」の名の下
パン屋は和菓子屋に愛国心で劣る という教育が為されるなら
ソレの是非など どーでもよくて
結果は歴史が証明しているにもかかわらず
誰が考えついたんだか 知らないけれど
我々の世代が 考えたコトは確かであり
我々の世代が 終わらせていた・・・
ベトナムの そして それ以外の皆様へ
ごめんなさい
どうぞ みなさまにかなしみのない日々がありますように!
どうぞ うれしいことがたくさんありますように!
そして 毎日笑顔がありますように!