黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

被災地支援コンサートVol.57 仙台141ギャラリーホール  3月18日

2012-03-21 13:56:12 | 被災地支援
前日の石巻から移動。仙台市内のまっただ中。三越デパートの中にあるホールで「被災地支援コンサート」が行われました。これも太陽生命のコカリナサークル「ウッドシンフォニークラブ」が主催。そして、やはり前座で演奏。太陽生命の親会社の社長さんがギター伴奏を勤めて下さり、前日よりもより充実した演奏が展開されました。そしてコンサートの途中では塩竃コカリナ合奏団、仙台コカリナ合奏団が演奏。震災で犠牲になったコカリナ愛好家渡辺杏一さんの作品「イチジクの歌」も披露してくれました。また、被害が甚大であった東松島市の現状報告がなされました。その惨状、そして思うように進まない復興に多くの参加者の皆さんが涙していました。それに続けて僕が3年ほど前、東松島や石巻の子ども達のためにに創った曲「海と子ども達のワルツ」を、この曲を創るきっかけを作ってくれた藤野先生と歌いました。そして、コンサート終了後の打ち上げは「うたごえ喫茶バラライカ」で。ここは昔、仙台でコンサートをやるとよく訪れた場所。僕が大学時代に創った「広場と僕らと青空と」などをよく歌ってくれているとのこと。楽しいひとときでした。


被災地支援コンサートVol.56 宮城県石巻市いしのみなと教会  3月17日

2012-03-21 13:50:02 | 被災地支援
 2月にさいたま市で支援コンサートをやってくれた太陽生命のコカリナサークル「ウッドシンフォニークラブ」が、今度は被災地で作ってくれたコンサート。石巻市の郊外にある小さな教会が会場。その教会、辛うじて被災は免れたものの、隣には仮設住宅が建ち並び、そこからもお客さんが来てくださいました。前座でウッドシンフォニークラブが演奏。コンサートの中で石巻のコカリナサークルが息のあった素晴らしい演奏を披露してくれました。中でも素晴らしかったのは門脇の小中学生が被災松コカリナで演奏した「桜の栞(しおり)」。これはあのAKB48のナンバー。ウィーンに一緒に行ったSさんが「どうしてもAKBをやりたい」と申し出てきたので僕がアレンジ。バリトンコカリナとソプラノコカリナを交互に使って演奏できるようにしたものです。被災松コカリナ演奏はどうしても「浜辺の歌」や「ふるさと」になる事が多いのですが、子ども達の気持ちは、被災松コカリナで「今の明るい曲」を演奏したい、というのが本音のようです。彼らに教えられた気がしました。冷たい雨が窓に打ちつける被災地の教会の中に桜がほんのりと咲いていました。