今日、10月23日は新潟中越地震から10周年です。先日、10月19日(日)10周年を記念するコカリナコンサートが長岡市の新潟県立歴史博物館ホールで行われました。この博物館では震災後1周年、2周年と2年続けて支援のコカリナコンサートが行われています。8年ぶりのスタッフの皆さんとの再会。また、仮設住宅にラジカセとCDをプレゼントする支援活動を一緒に行った新潟市内や燕市の皆さんもご来場下さり、当時を懐かしく思い出しながらのコンサートになりました。ひとつ残念だったことは、この場に山古志の星野勇さんがいらっしゃらなかったことです。星野勇さんは、山古志の材木屋さんで、地震直後から私たちと被災地を繋いでくださった方です。昨年、病魔におかされ他界されてしまいました。星野さんは、震災後、まだ山古志が関係者以外立ち入り禁止だった頃、「あなた達は親戚みたいなモノだから」と私と周美を村に案内してくださり、山古志小学校の倒れた木をコカリナにするために先頭に立ってくださいました。それにより、長岡市に避難していた山古志小学校の子ども達全員に学校の木でできたコカリナをプレゼントすることができました。その後、「ありがとう」の歌づくり、CD製作へとつながり、さらに、それは東日本大震災支援活動にと発展していきました。あの中越への支援活動のモデルがあったらこそ、東北コカリナ支援が迅速に行われた、と言っても良いと思います。
星野勇さんがここにいて「奇跡の一本松」のコカリナの音を聴いてくださったら、どんなに喜んでくださっただろうと思うと残念でなりませんでした。でもきっと山古志の空から、あの笑顔で聴いていて下さったと思います。今回、山古志も訪れました。美しい棚田も復活。錦鯉が意気揚々と泳いでいました。あの時「廃村か?」とまで言われた被災地の村が復活。その姿に喜びがこみ上げました。
山古志小学校の前庭には、星野さんが中心になり建ててくださった「ありがとう」の歌碑が光り輝いていました。いつか山古志を訪れてみてください。
星野勇さんがここにいて「奇跡の一本松」のコカリナの音を聴いてくださったら、どんなに喜んでくださっただろうと思うと残念でなりませんでした。でもきっと山古志の空から、あの笑顔で聴いていて下さったと思います。今回、山古志も訪れました。美しい棚田も復活。錦鯉が意気揚々と泳いでいました。あの時「廃村か?」とまで言われた被災地の村が復活。その姿に喜びがこみ上げました。
山古志小学校の前庭には、星野さんが中心になり建ててくださった「ありがとう」の歌碑が光り輝いていました。いつか山古志を訪れてみてください。