四国はコカリナがまだまだ浸透していない地域ですが、徳島、高知に少しづつ広まっています。今回は徳島市から南へ15キロほど行ったところにある阿南市の羽ノ浦という地区で「被災地支援コンサート」が行われました。前日9日は徳島の真ん中あたりにある吉野川市の川島小学校でコンサート、そのつながりで阿南市でも行われました。小さな会場だったのですが、平日の昼間だというのに、満員のお客さん。しかもだいぶ前にチケットはSold out。コカリナサークル「ブルー・スター」の皆さんも「木の葉のワルツ」など素晴らしい演奏を披露してくれました。楽屋でいただいたミカンの美味しかったこと。この町は温暖な気候の南の町。徳島から一両編成のローカル線に乗り移動したのですが、あまりものどかだったため、矢口がいきなり「『南の海の町』をやろう」と言いだし、演奏しました。皆さん歌詞にうなずきながら聴いてくださり大きな拍手をいただきました。また、阿波踊りを刺繍にした素晴らしいタペストリーを作っていただきました。
海老名市(えびなし)は、神奈川県の中央に位置する市。2008年8月1日から景観行政団体となった。東京から50km(電車で約1時間)及び横浜から20kmの圏内にあり、相模国分寺跡等を有する歴史の街である。近年、横浜・東京のベッドタウンとして注目を集めている。同時に市内には多くの田園地帯を抱えていて伝統的な農業緑地と都市住宅が共存している市である。(ウィキペディア百科事典より)
この町では「エルド」というコカリナサークルが熱心に活動しています。そのエルドが主催して被災地支援の心も込めた「里唄コンサート」が行われました。里唄コンサートでは必ず、その土地の新しい歌を創ることを約束しています。今回も、エルドの皆さんが素敵な詩を寄せてくださり、この町から見える「大山」(おおやま)をテーマにした「大山にいだかれて」という歌を創り上げ、コンサートで発表しました。
「大山にいだかれて」
川向こうに 輝き 見つめてるよ 大山
おかえりなさい 涙ふいて 君のこと 大好きって 山が歌うよ
レンゲ畑 桃色 優しい風 大山
ほら笑って 笑顔似合うよ 君の影 長くのび 明日を呼んでる
電車の窓 夕映え 茜空の 大山
大丈夫と 両手広げて 大山にいだかれて 夢を語ろう
この町では「エルド」というコカリナサークルが熱心に活動しています。そのエルドが主催して被災地支援の心も込めた「里唄コンサート」が行われました。里唄コンサートでは必ず、その土地の新しい歌を創ることを約束しています。今回も、エルドの皆さんが素敵な詩を寄せてくださり、この町から見える「大山」(おおやま)をテーマにした「大山にいだかれて」という歌を創り上げ、コンサートで発表しました。
「大山にいだかれて」
川向こうに 輝き 見つめてるよ 大山
おかえりなさい 涙ふいて 君のこと 大好きって 山が歌うよ
レンゲ畑 桃色 優しい風 大山
ほら笑って 笑顔似合うよ 君の影 長くのび 明日を呼んでる
電車の窓 夕映え 茜空の 大山
大丈夫と 両手広げて 大山にいだかれて 夢を語ろう
横浜港から西に10キロほど行ったところに、戸塚区があります。その戸塚区にある「踊場地区センター」の体育館で被災地支援コンサートがもたれました。すでに数日前でチケットは完売。当日朝、NHKラジオに出演「今日は横浜で」と言ったモノだから問い合わせが殺到。断るのに大変だったとか。それにしても会場となった「踊場地区センター」のスタッフのみなさんの協力的だった事には本当に驚かされました。若いスタッフの皆さんが椅子並べはじめ会場づくりに精力的に動いてくださいました。コンサートの中では「アンサンブルこだま」の皆さんがゲスト出演、素晴らしい音色を奏でてくれました。このグループの演奏は今まで何度も聴いてきていますが、聴く度にいい音になっているのに驚いています。最高齢の方は84歳。平均年齢はどのくらいか分かりませんが、あきらかに僕より先輩の方が多いと思われるグループ。それでも進化していく。励まされています。コンサートの最後に「ふるさと」を会場とコカリナの音で大合唱、大合奏。被災地にエールを送りました。終了後は皆さんと、美味しいお酒をいただきました。身内の不幸があり、落ち込んでいましたが、元気をもらいました。
長岡は新潟県中越地方の中心都市。7年前に起きた中越地震でこの町、及び周辺の市町村は大きな被害を受けました。特に被害がひどく全村避難を余儀なくされたのが山古志村。 僕はこの山古志には何度訪れたことでしょう。まだ村人以外立ち入り禁止になっている頃、仮設住宅のコンサートで知り合ったHさんご夫妻に村に連れて行っていただきました。その後、山古志小学校の倒れた木でコカリナを作り、長岡の学校に避難し授業を受けていた子ども達に届けたり、山古志小学校の子ども達と「ありがとう」という歌を作ったり、様々な形で関わってきました。その功績が認められ、国土交通省から表彰していただきました。そんな中越地域での「東日本被災地支援コンサート」。コンサート会場となったのは、あの銘酒「久保田」を生み出した朝日山酒造。酒好きの僕にとってはたまらない場所。この朝日山酒造ではエントランスを使い、よくコンサートを開いているとのこと。3階まで吹き抜けで、美しいステンドグラスに照らされたエントランスに被災松コカリナの音が響き渡りました。また長岡子ども劇場の子ども達も素敵なパフォーマンスを披露してくれました。会場には山古志のHさん夫妻もお見えになり7年前被災地だった町から、東北の被災地へエールが送られました。