こどものすがた

小学4年生の息子との今までをありのままに記録。

続・アメとむち。

2020-11-09 | 日記
こどもがわがままを言ってくるとき、疲れてるんだろうな。学校でいっぱい頑張ってきたんだろうな。

そう思うと、せっかく甘えてきてのことだし、ちょっとはわがままも聞いてあげたいなと思って聞いてました。
それでこどもの気が済むなら。。と。

…でもそれで収まったかと言うと、それで落ち着いたかと言うと、全くの逆効果でした。うちの場合は。

わがままを聞いてあげてると、ただただわがままの要求がエスカレートし続けエンドレス。さすがにそれは…と私が難色を示しだすと段々何で聞いてくれないのと怒り出してきて、それに私もとうとう我慢の限界がきて、バトルが起きる。うちの場合は。

こ「ママー!!こら、待ちなさーい!!これしなさい!!しーなーさいって言ってるのに何で聞いてくれないのひどい人ですねぇ。」

マ「あなたのお願いあんなに聞いてきたのに、なんでそんなに怒ってんのよ
もうやらない。もういやです。いやでーす!」

わがままの中で、どこまでがOKでどこからがNGなのか、その線引きの駆け引きだったから良くなかったんだろうな。
しかも私の疲れ具合によって、そのボーダーラインも変わるから良くなかったんだろうな。

なのでやめてみました。

こどもからの要求が、
「(あ。この言い方。このわがままの感じ。なんか良くない方向に行きそうだな。)」と思ったら、最初のひとつめから聞かないことにした。

本心は「これくらいなら全然付き合っても良いんだけどね~。」と、例え思っていたとしても、そこはグッと我慢。

こんなわがままも聞いてもらえないなんて、こどもも気の毒だな、とも思うし、こんな厳しくしてこの先グレたらどうしよう、とも思うけど、聞いてあげて何かが良い方向に向かった?聞いてあげて落ち着いた?いつも結果は最悪だったじゃない。それなら違うことしなきゃ。と自分を奮い立たせる。

結構骨がおれるけど。

で、それを今日1日試してみた感じでは、良い感じでした。

どう良かったかと言うと普通のお喋りが沢山出来た。

わがままを言う方と聞かされる方がいて、次第に怒り出す方と怒り返す方。

そのやり取りに割かれていた膨大な時間とエネルギーがなくなったお陰で、平和に会話できる時間が増えた。そして楽しく遊べる時間が増えた。

この関係性があるなら、この類いのわがままは聞かなくてもグレないんじゃないかと思った。
それが吉とでるかどうかはまだまだ数年先にならないと分からないけど。

そして明日はまた違う戦略でこどもがやってくるかもしれないけど。

でも自分の中にぶれない芯を持って対応する。

学童の先生に教えてもらったこと。これは大切だし、本当に一理あるなと思ってます。今のところ