こどものすがた

小学4年生の息子との今までをありのままに記録。

小さかった頃の自分を重ねて、

2020-11-13 | 日記
最近、こどもとパパとの相性がすこぶる悪い。

もう顔を合わせれば衝突する。
プールに行くときと、相撲をとってるときだけ。楽しそうなのは。

まぁパパも厳しいから、日常のさりげないことでもついつい小言が出てしまい、それにこどもが悪い言葉遣いで返して、メラメラと燃えていく。いつものパターン。

原因は、パパ自身が父親には結構厳しく育てられたらしく、それをされて嫌だったのに、それを繰り返してしまう、良くあるパターン。

それとあともうひとつあって、自分は厳しく育てられたから、自分が注意されてたようなことに対して、私が優しいと言うか甘いと、それが許されてる環境が羨ましくて、悔しくて、ついきつく当たってしまうらしい。と以前言っていた。

なるほどねー。

「だったら、小さかった頃の自分と今のこどもを重ねて、自分がしてほしかったことをしてあげれば良いんじゃないの?
そうしたらこどもも喜ぶし、小さかった頃の自分も癒されるんじゃない??」

パパにとっては屁理屈かもしれないけど、私は本当にそう思っている。

でもパパもそれを分かっていて本当はそうしたい。理解はしているけど、でも気持ちがついていかないらしい。

でもそれでも良いかもしれない。だってこどもには、こども自身の個性と感性、考え方があり、立派な一人の人間なので、本当はそこと向き合わなくちゃいけない。それが大前提なのに、私はついつい自分が小さかった頃と重ねて、こういう時はこうしてほしかったなー、こう言ってほしかったなー、と思っていたことをついやってしまう。それがこどもの喜ぶことかどうか別かもしれないのに。

だからそこを常に自問はしているけれど、結構色眼鏡になってしまう。ただただ私の願望をこどもを通して叶えようとしてる。

子育ては、ある意味小さな頃の自分との対峙かもしれない。
それが活きてくるときもあれば、邪魔なときもあるけど。


今日の歯磨きカオスは、今までのトップ3に入る激しさで、こどもとパパの大喧嘩に私が洗面所に閉じこもる事態となりまして、その洗面所でこんなことを思ってました。
こんなことをされて、こどもはどんな気持ちなんだろう?って思いながら。。

でも洗面所に、私が自ら閉じこもったことにしたら、パパともケンカしてるのに私までもこどもの敵になってしまって、こどもがツラいと思ったので、私は閉じ込められた体にしました。
更にこどもとパパで力を合わせないとドアが開けられないと言う体に。

最終的には、なんとかふたりでやってきてドアが開いたところで3人で抱き合い、良かった良かった!のハッピーエンドでしたが、こども的にどうだったのかな?

変な演技になってしまったので、不安が残ります