こどものすがた

小学4年生の息子との今までをありのままに記録。

こどもの本音

2020-11-15 | 日記
今日は、月に一度午前中だけパパが仕事だったので、私とインドアで過ごしてました。

ここんところ毎週日曜午前はパパと区民プールに行っていたんだけど、今日は行けないし、昨晩その話が出た時、こどもは黙ってふーんて感じだったので、分かってるんだなと思っていて特に気にも留めてなかった。


だから何となく家で過ごし午後、帰ってきたパパを出迎えた時もこどもは笑顔だったけど、その直後からまた二人の大ゲンカが始まった。

確か、パパが午前中どうしてたの?とか、何したの?と聞いてきたのをこどもがことごとく無視したのがきっかけだったと思います。

もう、今日はパパと近所の公園に行ってもらおうと思ってたのに、こどもも

「パパなんかいらなーい❗ママと二人で行くー‼️」

と叫び、パパも、

「俺は絶対に行かないからな❗もう絶対に行かない‼️」

と応戦。

…なんなのよ、この兄弟ゲンカのような親子ゲンカは。かんべんしてよー。と思いつつ、仕方ないのでまた私と公園に行き、なんだかんだと夜もケンカしたままなので、数ヵ月ぶり位に今日はパパとこどもでお風呂に入ってもらった。

…もういい加減仲直りしてくださいよ、ってことで。

で、案の定きゃっきゃっと楽しそうな声が風呂場から聞こえてきて、昼間のケンカがうそのようにコロッと態度を変えた二人が湯気を出しながらニコニコと出てきた。

良かった良かったと思う反面、そこでメラメラと怒りだしてきたのは、そう、このわたくし。

そのまんまじゃ済まさないわよ~

二人で仲良く絵本を読んでる側で読み終わったところを、仁王立ち、はしなかったけど真ん前に正座して、

「はい、お二人さん。
お二人さんに聞きたいことがあります!まず○○、公園に行く前パパのことをどう思ってましたか??」

こどもにマイクを向けるように手を向ける。

こ「…だいっきらいでした。エヘヘ。」

マ「はい、じゃあパパは?」

今度はパパにマイクを向ける。

パ「…このやろう、って思ってました。」

マ「はい、じゃあ今はどう思いますか?」

こ「やさしい。大好き。エヘヘ。」

マ「はい、じゃあパパは?」

パ「かわいいなぁと思います。。」


マ「あのねぇ、さっきのパパも今のパパも同じパパなの!
ちょっとやなこと言われたからってすぐ嫌いって言って、ちょっといいことしてくれたから大好き!って言って。
そんなに簡単に言わないの。どれも全部同じ人!同じパパなんだからね。パパも同じよ!」

…正直、落とし所を考えずに私も先走ったのでどうまとめていこうか困っていたら、こどもが意外なことを話してくれました。私が、

「なんで公園に行く前、あんなにパパのこと無視したの?」

と、聞いたとき、

「今日はパパとプールに行きたかったのに、仕事に行っちゃったから、行ってほしくなかった。なのに仕事に行っちゃったからこのやろーって思った。」

と。

この一言に、急きょ新展開!!
私もパパも眼からウロコ。

そーだったの⁉️
っていうかちゃんと理由があったのね‼️と。

昨日この話をしたとき、そんなにリアクションしてこなかったから、気にしてないと思ってたし、分かっていたと思っていたけど、やっぱりプールに行きたかったんだ。仕事に行かれて嫌だったんだ!

パパも、
「そっかー、そうだったんだ。ごめんよー。プールに行きたかったのかー。
と、突然素直。
それに申し訳なかったねと言いつつ、ちょっと嬉しいそう(笑)。

それで結局、お互いに昼間のケンカを謝り合い仲直りができました。(元々仲直りしてたとも言えるけど、私の気持ちがすっきりしました)

正直二人にマイクを向けるようなことして、私、何様ですか?って自分で思いながらやってたし、何が伝えたいのか、なんて話したら良いのか落とし所のないまま話し出してどうしようかと思ったけど、口火を切って良かったなと思いました。

こどもの感情にここまで長いストーリーがあることも気づけたし、パパもそれに気づけたし、それをこどもが自分の口で説明できることも分かった。

何気ないことだけど、私にとってはもの凄い発見。

雷に打たれた気分でした⚡⚡ピカピカー。