藤田けい☆幸せブログ

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映画『ミザリー』、怖すぎ~

2011年01月04日 | 日記
お正月4日目も、昼から映画三昧だよ。
92年に『金曜ロードショー』(←懐かしい響き)で放送された
スティーブン・キング原作『ミザリー』、まだ一度も見てなかったの。

ロードショーの時は確か、仕事が忙しく見に行けなくて、原作だけ読みました。
だから結末もストーリーも知ってたけど・・・どえりゃ~恐ろしい映画でした。

もうのっけから、『シャイニング』そっくりの雪景色が。
この時点で、私の恐怖モードは既にピーク!(笑)
 「シャイニングと原作者、同じ人やで~」意地悪な夫のつぶやきに
 「もう、見るの止めよかな?」弱気になる私。

47インチの画面、大音量。『ミザリー』の恐さプラス、子供の頃見た『シャイニング』の恐怖。
録画を見終わった後も、動悸が止らなくて、気分転換に外出しなくちゃいけないほどでした。

シャイニングの主役・ジャック同様、ミザリーのヒロイン・アニーも
狂気の中に、切ないくらい『人間の弱さ』がチラチラ見えて、
見終わると、恐怖と同時に悲しさがこみあげてきます。
殺人鬼アニーを、ふとした瞬間に何度も「可愛い♪」と思ったし、
きちんとした暮らしぶりに、親近感を持ってしまったり・・・。

アカデミー主演女優賞をとったキャシー・ベイツの演技力がなせる技もありますが、
何より、こんなに『恐怖』を感じるのは、
私の心の中にも、ジャックやアニーが住んでいるかも・・・と思うから?

大型テレビを買って初めてのお正月は、とくにどこへも行かず映画ばかり見ていましたが
けっこう充実していた気がします。(負け惜しみちゃうで~ 笑)