藤田けい☆幸せブログ

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明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

カラスとヘビ

2011年01月16日 | 日記
朝食時、今日の天声人語(新聞のコラム)欄を読んで・・・
シジュウカラやスズメの子育てを取り上げ、「小さきものの大きな愛」について
書いてあり、いいなあ~と思って読んでいたけれど
最後に『保護者の顔をしたカラスやヘビに育てられる子を思う』とあって。

たまたま、嫌われ者のカラスやヘビを、虐待する親に例えただけなのでしょう。
でも、カラスは自分の子供を、本当に可愛がって大切に育てるし
ヘビが、小鳥のヒナやネズミを丸飲みするのは、生きるためであって
「しつけの名前を借りて、子供を虐待する人間」に例えるなんて・・・

外見が好みじゃなったり、自分の好きなもの(可愛い小鳥とか)を捕食したり
または自分達の快適生活に都合が悪い生き物を
私達はすぐ、害虫とか不快害虫、害獣と呼んで嫌ったり、駆除したり・・・

それは仕方ないことだったり、駆除が必要な場合もあると、頭で分かっているのですが。
そうやって人間は生きてきたし、これからも生きていくのだと、分かっているのですが。

せめて、自分達の都合で駆除するものたちに対して、
ゴメンネの気持ちを忘れてはいけないと、思いました。

先日の草引きで、すっきりした空き地。
でも私達が抜いた草は、寒い冬を必死に耐えて、春に可愛い花を咲かせる野草。
よく考えたら、「引っこ抜いて、気持ちいい~」こんな感情だけで終わったらダメでした。

今さらながらですが・・・
ワガママな人間(私)が生きるためには、色んな立場の生き物に
心からのゴメンナサイや、感謝をしなければいけないと思った朝でした。