藤田けい☆幸せブログ

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夏至の夜の王子様

2015年06月23日 | 日記
昨夜、奈良駅を発車する電車の中で
とても爽やかな男性に、電車の行き先を尋ねられました。

 「はい、難波に行きますよ」と上田さんが答えた後
 「お1人で、ご旅行ですか?」と私が聞くと、
 「はい。1人が気楽でいいですね」と、ニッコリ。

その素朴な笑顔があまりにも素敵で、私達二人はもう釘付け♪
彼の隣席が空いていたので移動して(厚かまし過ぎ~(笑)
私たちが下車する西大寺駅までの間、
いっぱいおしゃべりしました。

彼は韓国のロースクールに通う学生で、日本観光は5回目。
とても流暢な日本語だったので、
最初はてっきり日本人だと思って話していました。

奈良は初めてで、今日観光したコースを色々話してくれ
私達も、車窓から見える平城宮跡など
自分達が知っている限りの話をしました。

初めて会うのに、なぜか話していると楽しくて楽しくて
電車を降りたくありませんでした。
別れ際には、しっかり握手しました。

電車を降りても興奮冷めやらずだったので(笑)
上田さんとスタバヘ。

夏至だったので、店内の照明が落とされ、LEDキャンドルの灯りで
ロマンチックです。

 「あ~私があと40年若かったら~」と、うっとりしている上田さんに
私も負けずに
 「私もね、あと20年若かったらさ~」と応じると
上田さんが笑いながら、衝撃の一言を。。。

 「そりゃそうでしょう!
だって彼、けいちゃんの旦那さんに雰囲気ソックリだもん」

 「え~~っ!!」持っていたシナモンロールを、思わず落とす私。

どうりで。。。初対面の人の隣へ、席を移動して
 「ねえねえ、今日のお昼、何を食べたの?」(ちなみに、マクド(笑)
 「難波のどこのホテルに泊まっているの?」(ちなみに、スイスホテル!)
いきなりこんな事を、馴れ馴れしく話しかけませんよね?

私ったら無意識のうちに、出張先でいつも1人観光している夫と
彼の姿を重ねていたようです。

帰宅して、夫にこの話をすると
 「怖かったやろうな~」と、彼に深く同情していました(笑)