小日向白朗学会 HP準備室BLOG

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 桜の季節だって? いや、東京大空襲の季節じゃないの? ほら、3月10日と言えばね

2023-03-17 | 小日向白朗学会 情報
 スプートニク日本(リュドミラサーキャン氏)が2023.3.10東京大空襲について改めて記事を配信している。カーチス・ルメイの空襲はそれまでの空襲、つまり、軍需工場や関連施設などにピンポイント爆撃を加える空襲とは全く異なっていた。それは、すべての日本国民を抹殺するための空襲であった。その理由は極めて簡単だ。「すべての日本国民は兵器の製造に携わっている」のだから。軍事に関連するものは抹殺すべき、ということだ。したがって、次から次へと骸横たわる焦土を創出していく絨毯爆撃である。同記事によれば、「これは人道に反する」としている。これに味を占めたのか、ベトナムではもっと洗練された絨毯爆撃、焼夷弾どころではないもっと洗練されたナパームを使って、緑あふれる山林農村に赤いじゅうたんを広げ続けたのだろう。
 焼夷弾の使用にあたっては、米軍はきわめてリアルなシミュレーションをしていたということで、焼夷弾が落ちると人家の中でどのような世界が描かれるか熟知していたという。ほとんど木造でできている人家は焼夷弾が突き抜けて床、いや、床下まで達する。そこから、てんぷらを作るときの要領に似て、あちこちへと飛び跳ねる油性の火の粉が地獄絵を描き上げるのだ。・・・たぶん・・・。ナチスのユダヤ人抹殺とどこが違っているのか、考えてみることも必要だろう。
 ルメイ氏にのち日本は勲章を授与している。1964年、勲一等旭日大綬章である。何をとち狂って日本国民を虐殺した人物に勲章を授与したのか。とおもったら、航空自衛隊の育成に貢献したからだそうだ。能天気なことである。
 ところで、6月沖縄、8月広島長崎と米軍による日本国民大虐殺は継続され続けた。宮崎学氏が「なぜ日本人は怒らないのか」と疑問を呈されていたが、まったくその通りである。それにしても、日本軍部の犯した過ちは計り知れないというほかない。心底反省している元軍人さんは何ほどいらっしゃったのかしら?(文責:吉田)



 
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