広島で開催するG7サミットの日程は、令和5年(2023年)5月19日(金)~5月21日(日)だそうだ。原爆記念の地であり、岸田総理の出身地(正確には通商産業省官僚だった父・岸田文武氏の出身地で、本人は渋谷区生まれ )でもあり、ここで大きくプレゼンスを示さなければもはや日本の出る幕は永遠にやってこないのでは・・などと取り越し苦労をしているのは私だけかな。
今までも何度も何度も日本の役割が回ってきたことはあるような気がするけれど…。じゃーなにを?ってか。もちろんウクライナ停戦でしょ。「今でしょ」(ちょっと古いか) 恋しいゼレンスキーに会いにキーフまで行けなかったのだから、この際、プーチンさん、ゼレンスキーさんを呼んで並ばせちゃえばいい。そこで、「握手」っていう寸法だ。これはいい絵になると思います。写真映えするでしょう。さあ、いまこそ世界のピースメーカーになる覚悟があるかないか。。岸田さーーん! まっ、ピースメイカーになるということは好戦派米英を多少敵に回すことになるかもしれないけれど、そこは外交の手練手管を駆使すればいい。高齢なバイデンさんは無理にしてもおそらく次のトランプさんならわかってくれるでしょうよ。北の金さんと握手しちゃったくらいだし、握手大好きなはずだから…。
ここのところの世界要人の動きを見て下さーーい。シリアのアサド氏がUAEを訪問して「親しくお付き合いしましょ」てなことになってアラブ諸国と親密になりつつあるようだし、つい先日は中国の習近平さんが宿敵同士だったはずのサウジアラビアとイランの国交回復に大きく貢献しちまったし、そうそう、テレ朝では「台湾の馬英九前総統が27日から中国本土を訪問すると発表しました。台湾の総統経験者の訪中は1949年の中台の分断後、初めてです。」なんてことも出てくるし…。
世界がイデオロギーで動いていないことはこれだけを見てもよーーくわかる。なんで動いているのか、みんなみんな「国益」でしょう。日本も「国益」で動きましょうよ。そのためには、まず日本のプレゼンスを大きくアピールしなければ…。
(文責:吉田)