野根キッチン

東洋町郷土料理『こけら寿司』の
継承と販売に熱いおばちゃんグループ

高知新聞 土佐・民の営み

2014-12-23 12:28:00 | 朝市


高知新聞から取材を受けました。

詳しく取材をされ、
「こけら寿司って、どんな味ですか?」と、尋ねられました。

どんな味?・・・
柚子酢と鯖の味の爽やかな味?
ありきたりの事しか言えなかったのに、取材中の話からうまくまとめて頂きました。

さすが高知新聞のライターさんです。
『地域の記憶を刻む味』
そうです。そのとうり!

『こけら』の向こうには、
早朝から親戚が集まり『こけら』を押し込み、
いろんな寿司、刺身 煮物 揚げ物 羊羹 果物などを大きな皿鉢に盛って、お客をした思い出がある。
もうなくなってしまったような野根の『よばれ』

恥ずかしくない皿鉢にしたいから、一年かけて材料を揃え、柚子酢も構えておき、お米がご馳走だった時代に『こけら』はいっぱい米が必要で、準備に苦労した事でしょう。

時代は変わり、もう家で皿鉢を作って『よばれ』はしなくなり楽になりましたが、
少し寂しいものがあります。

こけらずしは地域の記憶を刻む味。

高知新聞 『土佐・民の営み』に拍手。です。



高知家の未来会議 高知家の未来ニュース
 東洋町、室戸市に伝わるコメをぜいたくに使った『こけらずし』