近年、各CT(Computed Tomography)装置メーカーは、いかに診断に有用な画像提供ができるか、さまざまな最新技術を搭載した装置がでてきました。
① Dual Energy Imaging
2種類の異なったX線(低エネルギーX線・高エネルギーX線)を照射した時のCT値の変化に注目して、物質を同定または分離して画像化
② AI(人工知能)を用いた画像処理技術
深層学習(Deep Learning)を用いて設計されたノイズ成分とシグナル成分を識別する処理で、画質分解能を維持したままノイズを選択的に除去する再構成
私達、診療放射線技師はいかにたくさんの画像データから必要な画像を医師・患者に提供できるのか必要となってきます。そのためには、学会などでの情報収集や装置の特性を把握する必要があり、日々研鑽に励む努力が必要だと感じました。
( 放射線科 H / M )