あわら病院ブログ

国立病院機構あわら病院のブログです。
重症心身障がい、神経・血液・免疫等の難病、老年を専門として頑張っています。

第40回関西CT技術シンポジウムに参加

2019-08-26 11:27:12 | <きたがたレポート>

近年、各CT(Computed Tomography)装置メーカーは、いかに診断に有用な画像提供ができるか、さまざまな最新技術を搭載した装置がでてきました。

 

①   Dual Energy Imaging

2種類の異なったX線(低エネルギーX線・高エネルギーX線)を照射した時のCT値の変化に注目して、物質を同定または分離して画像化

②   AI(人工知能)を用いた画像処理技術

深層学習(Deep Learning)を用いて設計されたノイズ成分とシグナル成分を識別する処理で、画質分解能を維持したままノイズを選択的に除去する再構成

 

私達、診療放射線技師はいかにたくさんの画像データから必要な画像を医師・患者に提供できるのか必要となってきます。そのためには、学会などでの情報収集や装置の特性を把握する必要があり、日々研鑽に励む努力が必要だと感じました。

 

 

  ( 放射線科 H / M )