3月になり春の声を待っているのに、何処で道草をくっているのか。雪はない
ものの未だストーブは焚かなければならない。ただ、以前はストーブに火をつ
ける時も寒かったのに、今はさほどでもなくなってきたし、火がつくと部屋が直
ぐに温まる。春は遠いと言いつつも案外と近くに来ているかも。
前回、病院に行った時、散髪をしなかったので髪は伸び放題になっていた。
昨日のネタの続きみたいに病院の散髪屋に行った。いつもはガラガラなの
に今日に限って、客待ち状態そのうえ予約も受けていたので、再度の来店で
やっとサッパリ。
『見舞い客』
誰にも内緒で入院、だから当然お見舞いも禁止を基調にした。病院でも見舞
客を受けつけないようにお願いした。考え方は色々あるだろうが、私は相手を
するのが面倒くさかったからという単純な理由。来られる見舞客相手に病状を
オウム返しのように説明、それもいつ来られるのかも分からないから、ゆっくりも
しておられないだろうし。
ただ娘の嫁ぎ先からのお見舞いだけは断れなかったので、わざわざ来てもら
った。他の病室は、土日には次々とお見舞客が来られるが、私の所はいつも
暇。自由気ままに病院ライフを過ごす、これぞ入院患者のあるべき姿だと思う
が。日曜日の夕方は、いつもは賑わっている食堂もうらぶれた姿をみせる。
昼間には沢山来られた見舞客も帰宅されガランとなり、そのギャップが大きい
から、余計にそう思わせる。夜行列車の窓から家灯りを見ているような、何と
も言えない寂しさを感じ
させた。